よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2012/07/23(月) 21:12:12

inkyu
タイトル:『脱がして犯して淫力吸しゅ〜! 』(softhouse-seal/2012年7月20日)
原画:あげきち
シナリオ:Fuzisawa、冬野氷夜
公式:http://softhouse-seal.com/product/064-nugashite-stg/index.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:2000円
評価:C(A〜E)

※具体的な内容に踏み込んだ長文感想(内容紹介)は、批評空間さまにて投稿しております。ご関心あれば上記リンクよりご覧下さい。

◆評価について
STGちょっと苦手な私でもスイスイできた、エロもよかった、ということで個人的には満足していますが、Bつけるほどかなあ、というと微妙なライン。「B」は他の人に無理矢理にでも薦めて後悔しないレベル、ということになるので、各種システムの問題点やHシーンのボリューム等を鑑みてCに。でも十分面白かった。seal作品の中では5本の指に入るかもしれないです。10傑には間違いなく。

◆雑感
一番嬉しかったのは、過去のseal作品のテーマソングがBGMとして使われていたこと。私のお気に入りは『お姉ちゃんエロエロ注意報』と『変態勇者』のOP。作品のデキとOPは別モノということでひとつ。

攻略情報的なことを言えば、EDにはBADEND(イベント無し)とHイベントありのTRUEENDがありました。条件はたぶん、ノーコンティニューでクリアーすることだと思う(Easyモードでも見られたので、少なくとも難易度ではありません)のですが、もしかするとボス戦の脱衣状態かもしれません。そこまで確認できず。とりあえずボス戦は早めにボムぶっ放して真っ裸にして命も大事にすれば大丈夫です! (いい加減) 検証できたら追記します。

キャラもHの内容もゲーム的な部分も、sealブランドの作品中かなり上位にくるくらい気に入っているのですが、それだけに勿体ないなぁ、と思うところが多々。変な言い方ですが、STGというのはシナリオやキャラを「ユーザーが想像できる」ように設定をうまくつくって流すことができれば、いくらでもシリーズ化や続編ができる、ブランドが得意ジャンルにするメリットの大きいところだと思っています。それは嫌らしいマーケティング的な意味ではなくて、技術的にもストーリーや構成的にも掘り下げに向いているという意味で。

だから、なんかあんまり発展性が無さそうな落とし方になっていたのがちょっと残念だし、精霊vs魔王の戦いとかももうちょっと背景からしっかり描いて(一応説明はあるけど完全にネタ的な説明になっていたので)、せめて設定資料集をpdfで同梱するとかしてあれば盛り上がったかなあと。まあ、あんな終わり方だった「くのいちがイクッ!」の続編が出るくらい、sealさんの懐の深さは底知れないものがありますから続編なしと決めつけるのは早計ですが……。

sealさんは何か、聞いてもないのに作品の裏設定語り出すような方向で本気さを出してくれたらなあ、とずっと思っています。ユーザーを楽しませよう、というのはビンビン伝わってきて好感度高いのですが、ちょっと狙いすぎというか、sealさん自身が楽しいと思っているのはどんなのなんだろう、と。お馬鹿で明るいノリ、といえばそうなのかもしれませんが、それもやっぱり「みんなはこんなのが好きなんでしょ?」というメッセージになっている気がする。だから、どうしても一歩踏み込んだ面白さにならないというか……。

大学の講義なんかでもそうですが、為になる講義、わかりやすい講義は多々あれど、一番「おもしれーな」と思うのは、役に立ちそうになくても何言ってるかサッパリわからなくても、講義してる先生本人が面白そうに喋っている講義だ、ということがよくあります。

今回のSTG、すごくバランスに配慮していてそういうバランスのとりかたこそがsealさんらしいとは思うものの、sealさん自身が楽しんでいる感じがしない。sealさんが楽しませようとしている対象の中に、自分たちは入っているのかな? という。そういうところが見えたら、もっと素晴らしい作品になっていたかもしれないと、なんとなく思いました。

それでは、本日はこんなところで。また明日、お会いしましょう。

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