よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/06/30(日) 21:35:34

靴を長く履く人間にとって、梅雨から夏にかけてのこの時期というのは、特に靴ムレが気になる時期です。ぶっちゃけ、人前で靴を脱ぐと、それだけでものすごいニオイがする……なんて経験をしたことがある人も多いんじゃないでしょうか。

私はあります。自慢じゃないけど。

「これはヤバイ」と思って以来、靴を脱いだら消臭スプレーをかける、靴の中敷を入れる、そして同じ靴は2日連続で履かないようにする(1日湿気を抜くだけで、全然違います)などの工夫をしているのですが、中敷も結構なスピードで消耗して、一夏もたない場合とかがあります。

んで、どうしたものかなぁと思っていたのですが、最近見かけたのが紙製のインソール。たとえば、こんなやつ。ダンボールみたいな紙でできていて、使い捨て。「1ヶ月」ってなってるのは、1枚が1ヶ月保つわけじゃなくて、1枚が2〜3日で合計10枚。1パック使い切る目安として1ヶ月ということ。

1000円程度でスポンジクッションやら活性炭素入りのインソールを買うことができる昨今、使い捨ての紙を選ぶ意味あんのか甚だ疑問だったのですが、モノは試しということで1パック買って履いてみました。

結果、1日でかなりボロボロになり、2日目は正直履くのをためらうレベル。3日目には破れそうな勢い……。正直、長期間(1日に5時間以上)靴を履き続ける人には全く向いてないと思います。当然、雨にも恐ろしく弱いでしょうから、梅雨の時期にはお勧めできそうにもないです。

通勤までの間靴を履いて、その後は職場でスリッパに替える人なら良いのかも。

ただ、一点他の中敷では代用の利かない役割があって、それは、ヘタリ具合で足から出た汗の量のものすごさがわかるということ。靴と靴下を履いている足の裏からは、1日に1リットルくらい汗をかいているといわれてもピンとこなかったのですが、ムレた蒸気もあるにせよ、ペーパーインソールがあっという間にふにゃふにゃになるのを見ると、汗の量の凄まじさを実感できます。凄いニオイが出るのも、なるほど納得と言った感じ。

まあでも、常識的に考えて紙の中敷きはやっぱり無かったですね……。上手に使いこなせたら快適なのかもしれないけど、そこまで気を使うくらいなら普通の中敷でいいや。

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2013/06/29(土) 23:25:08

私は結構目薬を点していたのですが、昔、「目薬は目に良くない」ということをいわれました。「なんで?」と訊ねると、「防腐剤がいかん」とのこと。

たしかに目薬には、防腐剤が入っています。点眼の際に皮膚(まつげとかコミで)に触れるし、そもそも空気中の雑菌はどうやったって目薬の中に入る。一週間〜二週間で使い切りの目薬でなければ、だいたいどんなやつにでも保存のための薬品が含まれているということでした。

まあ、細菌とかが繁殖した液体が目に入ったらやばいですからねえ……。

じゃあ、そんな防腐剤が、なんであかんのか。調べたり聞いたりしたところ、防腐剤(保存剤)に使われている塩化ベンザルコニウムやパラベンは、角膜に損傷を与えるのだそうです。軽度の症状だと角膜炎くらいで済むそうですが、酷いのになると角膜びらん、になったりもするそうで、恐ろしい話。この辺は、実験できちんとデータが出ているとのことでした。

ただ、実際にそんなに危険なものなら、販売されるはずがありません。実験はあくまで実験。実際の目薬の使用の際は、涙なんかが出るのでそういう成分はかなり薄まって、危険性は相当(無視出来る程度には)低くなる、という話も聞きました。

しかし、逆に言えばやっぱり危険なものであることにはかわりなく、保存剤入りの目薬を一日に点しすぎると(たとえば10回とか20回とか)、目に悪影響が出る危険もあるのだとか。

こちら(「今日の健康トピックス」目薬の防腐剤について)でもそんな話が書かれていますが、近頃は薬局でも防腐剤フリーの目薬を確かに見かけます。近所の眼科医の先生のお話では、「めんどくさくなくて管理がちゃんとできるなら、防腐剤入ってないヤツのほうが目にはいいですよ、絶対」ということでした。

もっとも、市販のは量が少ないくせに600円ちょいするので、眼科で処方してもらうほうが安上がりだったりします。結構目を使う趣味と仕事の関係で、目薬を多用する生活からは逃れられません。どうせなら目は大事にしたいなぁということで、防腐剤入りの目薬はなるべく使わないようにしてるんですけど、果たしてどのくらい効果があるのか……。

目薬で目の病気になったとかあんまり耳にはしないですし、気にしすぎなのかな。

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2013/06/28(金) 18:18:11

というわけで、今日は月末エロゲーの日でした。

まず、sweet lightさんの新作、期待の『BRAVA!!』。『かみのゆ』のスタッフが揃っているということもあって、楽しみにしています。

おつぎ、Sphereさんの『Piaきゃr』『Berry’s』。鈴平ひろさんの絵と設定、過去のいきさつなんかもあって、私の世代にはせつなさ炸裂のこのタイトル。非常にドキドキします。抽選会は参加賞でした。無念。

そして、ALICESOFTさんの『どらぺこ! 』。八重樫南さんを原画に迎えての、超・期待作。おっぱい最高。

四本目は、『すみっこ探偵倶楽部』……じゃなくて『なつくもゆるる』。店員さがずっと、『なつゆもくるる』って読み間違えてました。どんまい。

久々のFizzさん……というかICHIGO Fizzさんから発売、『ノスフェラトゥのオモチャ☆彡』。ゆず茶さんがイチオシしておられたのもあって購入。あなたの心にノスフェラトゥ! (それは違うゲーム)

SMEEさんの『フレラバ』も買いました。理奈ちゃん以外攻略できない(私の側の)不具合が発生しそうで怖いです。

更に「ととと」こと、ニトロプラスさんの『君と彼女と彼女の恋。』。このタイプは私にとって、大当たりか大外れかのギャンブルになることが多いんですが、それなりに楽しみです。

発売延期が話題になった『双子座のパラドクス』も予約していたのでお引き取り。やっぱり、ああいう延期理由は公開したらいかんと思ってます。ちゃんと購入して、メーカーさんに伝えるつもり。

最後、WitchFlameさんの『瞳の烙淫3』。シリーズのファンです。今作もエロエロを期待しています。

以上9本。ギリギリ二桁行く手前で思いとどまりました。他にも、Triangleさんの『魔法剣姫アークキャリバー』、Vanadisさんの『魔物娘の館』、3rdEYEさんの『幻創のイデア 』を予約していたのですが、引取りは控え……。ちょっとお財布と相談です。

『フォルト!!SA』と『サンタフル☆サマー』、『もっとすきして』は迷いましたが見送り。インターハートさん久々の『いたずら〜僕だけの絶対領域〜』は気が向いたら手を出すかもしれません。

アストロノーツさんやEmpressさん、かぐやさんの新作も出ていて、かなり盛り沢山な6月戦線、この中から頭ひとつ抜きん出る作品はどれになるのでしょうか……いまんとこ、『BRAVA!!』と『瞳の烙淫3』に期待しています。タイプがぜんぜん違うけど。

結構いろいろ買っちゃったなぁ。まだ『BUNNY BLACK3』もクリアー出来てないんですけど……ヤヴァイ。あと、『メモオフ』の新作も買いたい。解体新書。

アキバの街に行くと、ほんと物欲が刺激されていかんです。でも、買っちゃったんだから覚悟決めて、ガンバリマス。

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拍手レス

コメントありがとうございます。「はっ」とするところがあったというのは嬉しいお話。気づきを与えるなどという大それたことはできませんが、とりとめもなく書いていることが何かのきっかけになったなら、書き手の冥利に尽きるというものです。これからもよろしくお願いします。

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2013/06/27(木) 17:11:20

▼ 関連:「Yatagarasuさんが破産していた話」(2013年8月17日)

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『星彩のレゾナンス』発売以降、ちょっと精彩を欠く感じのあったYatagarasuさんですが、CS版『古色迷宮輪舞曲』の情報なんかも出てるし大丈夫かな〜と思っていたら、6月の20日にソフ倫を脱退か除名か、とにかく名前が削除(既に名前がなくなっています)。公式HPにも繋がらない状態に……。

代表の蒼鴉さんのツイッター(これ)を覗いてみたところ、6月19日に麻雀イベントのリツイートをしておられるのを境に、随分停滞している感じ。診断メーカーのつぶやきは自動かなと思ったんですが、日付がわりとバラバラなので、操作はしておられるんでしょうか。

ぽんちぇんさんのツイッター(こちら)では、こんなつぶやきも。



まあ、何か事情があっても軽々には口にできないのだとは思いますけれども、さすがにHPにも繋がらない状態になって音沙汰なしだと、不安は募ります。杞憂であれば良いのですが……。

Rougeブランドの『異形の鼓動』は「発売中止」のまま動きそうも無いですし、この作品はこのまま消えてしまうのだとしたら、非常に残念。『古色』があたってこれからという気配だったし、まだ色々判断するのは早すぎる段階かもしれませんが、それなりに騒ぎにもなりつつあるし、うまい形で収束してくれることを祈るばかり。

確定ソースが何も分かっていないこの段階で騒ぎたてて、「取り越し苦労」だったらブランドさんにも迷惑がかかりますから、迂闊なことは言えないのは承知のうえで、やっぱり心配だということくらいは許してください。何にしても、HP繋がらない件なんかに関しては、早めに連絡欲しいところですね。

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2013/06/26(水) 22:27:36

エッチから恋を引いても
タイトル:『エッチから恋を引いても、友達にさえなれない。』(WendyBell/2013年5月31日)
原画:たかとうすずのすけ
シナリオ:青山拓也
公式:「エッチから恋を引いても、友達にさえなれない。」OHP
定価:8800円
評価:C (A〜F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。



▼評価: 恋は、相手の気持ちが見えないからこそ燃え上がる
フルプリスでヒロイン2人、サブヒロインとのHも無しというのは「思い切ったな」という感じ。ロープライスをメインで出していたブランドだけに、「単に内容を薄めて水増ししただけなんじゃ……」という不安もありましたが、蓋を開けてみると、思ったより楽しめました。メインヒロインの綾辻さんが、そうとう良いキャラだったおかげです。

▼雑感
ヒロインの綾辻果歩さんは、まんま『アマガミ』の絢辻詞(CV:名塚佳織)のようなキャラ。優等生の委員長キャラ(本作では本当に委員長)でありながら、腹黒く計算高い一面を持っているという。イベントなんかも、『アマガミ』を意識したと思しきものが散見されました。

ただ、よくある二次創作崩れにはなっておらず、ベースを活かしつつオリジナリティも出せていたと思います。特に、「絢辻さん」と違い、主人公への好意を簡単には見せないところが良いですね。『アマガミ』でそれをやられるとニヤニヤ度が減るので話になりませんが、本作ではユーザーから見ても「謎めいた女の子」として描くことで、別の魅力を引き出せていました。

あと、綾辻さん(果歩)は、なんというか凄い男前。最高の友達兼恋人になってくれそうな、「いい女」です。この辺は、プレイすると分かっていただけるハズ。

もう一人のヒロイン、えみりは主人公のことを好きと公言してはばからない、果歩とは対極のキャラ。この二人のコントラストだけで物語を成り立たせています。それだけに、主人公が内面を綴るだけの日常シーンは非常に退屈で、後半になると飽きてくるのが難点。

別に派手な事件とか哲学的な命題を考える必要は無いけれど、もう少し主人公の心を掘り下げて、ユーザーが興味をもてるようなキャラにするか(たとえば果歩とエッチしたあと、気持ち悪いくらい喜んでみても良かったんじゃないかなぁ。感情の起伏が少ないので、乗っかりづらいです)、サブキャラを絡ませて主人公との関係を揺さぶってみるとかしたほうが良かったように思います。

もしくは、ミドルプライスにして長さも短くするか。やっぱり、フルプライス向きの編成ではなかったのかなぁ。いや、2人ヒロインでもフルプライスにはできるでしょうけど、本作が成功しているかといえば微妙。

Hシーンは非常に多くて……というかほとんど全部Hシーン。エロ重視派としてはそこそこ満足。終わり方も割りと後味が良く、気軽に楽しめる短編小説を買ったみたいな感じでした。


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2013/06/25(火) 18:31:47

「冴えない彼女の育てかた」4巻発売記念 丸戸史明先生 朝チュン♥ サイン会」の予約してきました。抽選なので、当たるかどうか分かんないですけど……。

-----------引用------------
2013年6月22日(土)〜7月7日(日)の期間中に、
下記対象商品をAKIHABARAゲーマーズ本店にて
ご予約(全額内金)いただきましたお客様に、
抽選券を差し上げます。

7月7日(日)に予約受付を締め切らせていただき、
7月10日(水)に、アニブロゲーマーズWebサイト・
AKIHABARAゲーマーズ本店店頭にて
当選者の発表を行います。

見事当選されたお客様は、
7月21日(日)のサイン会にご参加いただけます!
---------------------------

7月21日(日)って何かあったような気がする……とか思っていたら奇跡的に予定が入っていなかったので、これは神の思し召し……とか信じたい。でも、最近何かと運が悪かったりタイミングが悪かったりなんで、期待はしすぎないようにしておこう。

丸戸先生のファンだし是非サイン欲しい……! という方は、都内来られるならいっちょ予約してみてはいかがでしょうか。倍率何倍なのか分かんないんですが、10倍とかにはならないんじゃないかな……たぶん、きっと。

しかし、周囲の話を聞いていると、こういうサイン会とかライブ抽選とか当たりまくってる人って2、3人はいるんですよね。コツとかあるんでしょうか。あればうかがいたいところです。それとも、手数が多いからあたってるようにみえるんでしょうか。

何にしても、あたるといいなぁ。

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2013/06/24(月) 16:53:44

2013年6月23日、東京都の都議選が行われました。終わってみると、自民・公明で過半数を獲得するという、与党の「圧勝」。民主・維新は全然ダメで、共産が議席を倍増させました。

結果の分析等については私の手の及ばないところなので差し置くとして、今回の都議選の扱われ方には、少々疑問があります。

マスコミの報道を見ていると、「参議院の前哨戦」、「自公圧勝」のような文字を多く見かける。たとえば読売新聞は、「自民党候補に投票するとした人は38%で他党を大きく引き離し……」(2013年6月17日記事)のように、党単位で議席を考えていますし、産経は「この戦術は参院選への予行演習」(2013年6月24日記事)のような言い回しを使っています。

もちろんこれは、世耕弘成官房副長官の「今回の結果を参院選の勝利に向けての弾みとしたい」という発言に見られるように、各党、特に与党側が「参院選の前哨戦」という位置づけをしたことに依るところが大きいわけですが、ぶっちゃけ、ソレでいいの? という思いがします。いや、事実としては「参院選を占う」選挙になっているし、党の勢力を反映した結果が出ているのでしょうが、そのこと自体に問題があるんじゃないかろうかと思うわけです。

理由は簡単で、都議選というのは本来、国政を担う党の動向とは別ものであるはずだから。

そもそも、都議選というのは地方自治体の選挙です。したがって、国政選挙である衆議院や参議院選挙とは制度も、内容も異なる。比例区はありませんし、また組織としても、地方の(今回であれば東京の)自民党と、国政を担っている国会議員組織としての自民党とは、内容的に一緒ではない。

東京都というのは財政面で見ると、地方自治体の中でも特に国から出ている補助金の割合が低く、それだけ独立度が高い。猪瀬知事が議員宿舎の建設に反対していることからも分かる通り、国の施策に対して堂々と「NO」が言える自治体です。都議というのはですから、時として国の政策に対して「地方」の立場として、反対をしていく必要があるし、実際そういう役割を(十分かどうかはさておき)果たしてきました。

また、そのような事情もあって、都制における小選挙区制は、党の方針より個人のカラーが強くでます。ですから、選挙民は党単位ではなく個人単位で――もっと言えば政策単位で人を見極めるのが望ましいというべきでしょう。

もちろん、全く党利党略が無関係なわけはありませんし、東京は日本一人口の多い地区ですから、ここでの動向が参院選の結果を占う重要なデータとなることは否定しません。しかし、選挙に臨む側の意識としても、投票する側の意識としても、またそれを報道する側の意識としても、まずは地方選挙であるということ、そしてそれゆえ、党を離れて個々人の掲げる政策こそが重要な意味を持つということを、意識する必要があったのではないか、と。

今回の結果をもって、「自公圧勝」のように総括するということは、たといそれが与党に反対する立場から危機感を煽るものであるにせよ、ことの本質を見誤っているような気がします。もっといえば、今回の結果を国政選挙に結び付けたい自民党・公明党の思惑に乗せられてしまっている。

ただまあ実際問題、今回の選挙結果は、「自民党」に入れたという意識の人が多かったんでしょうね。そこが問題といえば問題です。「自公が圧勝した」のではなく、「○○という政策を掲げる人が多く当選した」のように言えれば、それが一番だったのでしょうが……。現実は政策比較なんてほとんどなされていないと思います。うちの地区だけかもしれませんけど、各候補のマニフェスト見るとほんとに何も(見たい情報が)書いてなくて愕然とする。

教育について書いてる人、1人だけとかだし……。経済政策は共産を除き、税金とかでちょっと違いがある以外ほとんど横並びみたいな感じで、どこで差をつけていいのか余りわかりませんでした。まあ、あまりに夢見がちで非現実的なことを言っている人はサヨナラしましたが……。とまれ、有権者が注目していないから、こんな適当な内容でも通ってしまうという一例とでも申しますか。

投票率の低さも問題(意識の低さもさることながら、投票率40%ちょいということは、たといそこの8割の票を獲得していても、都民全体の30%からしか支持をうけていないわけで、それが果たして都の代表として相応しいのかという疑問は沸きます)ですが、まずは私たちの「選挙権」というのが、何のために行使される権利なのか、その根本のところを見直すところから始める必要がある気がします。

都議選の結果というのは、「児ポ法」問題に揺れるエロゲーマーとしては他人事ではない話ですのでその辺中心に触れるつもりだったのですが、どちらかというと国民全体の政治意識みたいな話になってしまいました。私程度が偉そうに言えることじゃないのかもしれませんけども、どんなもんでしょうね。

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2013/06/23(日) 10:14:45

人間に通常は知覚できないような刺激を繰り返し与えることで、潜在意識に影響を与える――。たとえばCMなどで、一瞬(0.01秒とか)ある商品の映像を差し挟むことで、その商品を欲しいと思わせることができる。そういう「サブリミナル効果」というのが、昔はまことしやかに言われていました。「洗脳」にも使えるということで、この効果を使ったトリックや何やらも、漫画とかでたくさん読んだ記憶があります。

ただ、これ科学的根拠はあんまりないらしいんですよね。

興味あるかたはこの辺とかご覧になっていただければと思います。

 ・「サブリミナル効果は真っ赤なウソだった!? 偽科学・珍学説の数々」(ダ・ヴィンチ電子ナビ)

私は、『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』(誠信書房、1998年)という本で似たような話(サブリミナルは公的に否定されている)を読んだのですが、その時、随分ショックだったのを覚えています。だって、面白くないじゃないですか……。

ダ・ヴィンチの記事はかなり単純化して、ヴィカリーの「実験」がでっちあげだったという話に収束させていますが、実際のサブリミナルをめぐる話というのはもう少し複雑なようです。が、サブリミナル効果研究史を詳細に知ったところで、面白くもなんともないので省略します。

サブリミナルの効果を主張する立場としては、ヴィカリーが言うように「購買力を高める」ような効果は無いにしても、無意識に刷り込まれることで脳には確実に影響があるのだという人もいれば、サブリミナルは実際ものすごい効果があるが、公にすると人々が混乱するから効果がないことにしているのだという陰謀論を唱えている人もいます。

前者についてはまあ、映像を見せているわけですから、そりゃ脳に影響はあるでしょう。問題はその影響が、普通に画面を見せるのとくらべてどのくらい違うか、ということのはずです。そして、「しらない間に意識を操られるほどの影響はない」というのが検証の結果が語る意味ですので、やはり首を傾げざるを得ません。

後者の陰謀論については、立証のしようがないので勝手に言っててください、という感じ。

アメリカでは「サブリミナル効果」を使っていると見なされる技術を、マスコミが使うことは禁じられています。日本でも、自主規制ではありますが、放送業界はサブリミナルを禁止していて、これは効果を本当に信じているのか、それとも揉め事になると面倒だから使わないようにしているのか知りませんけど、ご大層なことだなぁと感心します。

赤ワインのポリフェノール効果とかもそうですが、このテのデマ……かどうかはまだ確定してないのか。効果が証明されていないというだけで、効果が無いということが分かったわけではないですから(といっても、「無い」ことを証明するのは悪魔の証明だと思いますけど)。でもまあ、こういう嘘の話は一度広まってしまうと、否定する声というのはなかなか広がりません。

特に、一度マスメディアなんかでそれを飯の種にしていた人なんかは、否定しづらいでしょう。赤ワインは健康に良い、と吹聴していた医者や料理研究家は、「実は効果が無かったそうで……」とは言いづらいし、サブリミナル効果による洗脳や催眠の話をネタにしていた学者先生も同じ。気持ちはわからんでもありません。

しかし、いわゆる「ニセ科学」みたいなのが社会に蔓延する一因には、そういう態度が根強いということもあるのだろうなぁと思う。というのは、本当に「科学的」な態度というのは、根拠なりデータなりが誤っていたらそれを認め、訂正するところにあるからです。科学というのは、結果よりも過程に意味がある。パスツールが科学的という名を冠するのは、自然発生説を否定したという結論によってではなく、それを実証するために白鳥フラスコを用いた実験をしたためであるべきです。

誤っていたことが分かったら、「真実があきらかになってよかった」と思うくらいのほうが良いのでしょう。私のように、結論に振り回されて「サブリミナル嘘だったのか。ザンネン」とか思っているようでは、結論が面白そうなニセ科学に、簡単に騙されてしまう。注意しなければなりませんね。

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2013/06/22(土) 09:23:28

二度寝って、あんまり良くないと知りつつ、ついついやっちゃうんですよね……だって、気持ちいいんですもの。

二度寝については下のような話が昔から言われています。

 ・「「二度寝」にメリットなし!」(東スポWEB、2012年6月)

 ・「二度寝に効果はあるの?」(安眠快眠ネット)

 ・「あまり知られていない二度寝のメリット」(NAVERまとめ、2012年4月)

このテの話は毎度、「医学的根拠」が持ち出されるんですが、ぶっちゃけどれもホントかウソかよくわかりません。医学的根拠をもとにまことしやかに語られていたけど嘘だった……なんてことはよくあるし(最近だと、赤ワインのポリフェノール効果とかも、論文が真っ赤なウソだって分かったんですよね)、まあ一部の医師なりがそれっぽいことを言っていても、鵜呑みにはしないほうがいいのかなぁとか何とか。

現実問題として考えた場合、二度寝は気持ちいい。でも、二度寝すると遅刻をはじめ「予定に狂いが生じる」ことが辛い。正直、問題はここに尽きる気がします。

私は昔から寝ている時間を「勿体ない」と思うタチで、いまもそれは変わっていません。2時間、3時間睡眠で済むなら、そのほうが良い。でも、最近はそのくらいの睡眠時間だと起きている間に身体がついてこなくなってしまったので、眠るようにしています。

睡眠時間を削る方法に関してもいろんなことが言われていて、NAVERまとめから拾ってみると、たとえばこんなまとめがありました。

 ・「ビジネスマン必見!睡眠時間を管理して劇的に短縮させる13のコツ」(2012年5月)

これとてやはり眉唾なところはあると思うものの、幾つもの実践方法が記されているのはありがたいですね。それぞれ、リンクされている元のサイトにもどってみてみると、面白いことも書いてあります。特に、「耳栓とアイマスク」というのは試してみるのが面白そう。やってみようかな……。

しかし、朝起きて気持ちいいことをするとか、軽い運動をするのが良いっていうのは、アレですかね。朝に一発抜けってことなんでしょうか……(絶対違)。

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2013/06/21(金) 22:47:34

二次元と三次元のはざまで、さまざまな取りくみを見せてくれたブランド、TEATIMEさんとFULLTIMEさんが解散するという報せが舞い込んできました。(公式サイト

以下、引用。

----引用----
TEATIME および FULLTIME 解散のおしらせ


お客様 各位

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

弊社は、2001年4月に設立して以来、皆様のお力添えにより、制作活動を続けてまいりましたが、この度、諸般の事情により『らぶデスFINAL!』の販売をもちまして、解散する事となりました。

長い間ご愛顧いただきましたユーザー様におかれましては、ご迷惑をおかけする事となり、心よりお詫び申し上げます。
また、これまでご声援賜りました皆様に心より感謝申し上げます。

なお、『らぶデスFINAL!』を含めました TEATIME および FULLTIME ブランド製品のサポートは、随時イリュージョンへ委託を行っていきます。

お客様へよりよいタイトルをお届けする為、最後のタイトル『らぶデスFINAL!』に全力を尽くして行く所存で御座います。
最後までご助力、ご声援を頂ければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。


甚だ略儀ながら、こちらをもちまして解散のご挨拶とさせていただきます。

2013年6月21日

TEATIME スタッフ一同
敬具
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残念です。

TEATIME(FULLTIME)さんの作品は、それほど多くはプレイしていないし、ぶっちゃけそこまで面白いと思える作品は少なかったですが、ブランドとしてはとても好きでした。

新しいことに挑戦する姿勢、というとカッコいいですが、そういうのよりももうちょっと風変わりな、「何か違うことをやってやろう」みたいな野心に満ちた姿勢。それがちょうど、1990年中頃から2000年くらいの、混沌としたエロゲー業界の熱を感じさせるものだったからかもしれません。(TEATIMEブランドのたちあげが2001年)

人と同じものではなく、違うものをつくる。誰もやったことのないものを、新しい境地を切り開く。そういう気概が、確かに息づいていた。そんなブランドが消えていくのは、時代の流れとはいえやはり、とてもさびしいものがあります。

『ラブです555』にちなんで、当ブログの555番の記事(実際には下書きでとまっているのもあるので555本は書いてませんが、番号は555)を捧げます。願わくは、彼らの魂までも喪われることがありませんよう。

また、TEATIMEやFULLTIMEのスタッフさんの今後の活躍を祈りつつ、本日はこのあたりで。


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