よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2018/11/02(金) 00:03:30

「エロゲーにおけるレビューの書き方の話」などと偉そうなタイトルをつけると、ハウツーが書いてあるように思われるかもしれませんが、私のブログを読んでくださっている方はおおむね、私の記事がそういう「結論」には向かわず、むしろ原理論のほうでウダウダするというのは何となく想像がつくと思います。今回は、果たして「紹介」にはどんなバリエーションがあるか、というのを考えてみたい。

あくまで一般レビュアーの視点ですので、企業つきのコマーシャルとかそういう観点は省きます。

レビューを通じたエロゲーというのを考える時、そこにある要素は「レビュアー」「作品」「読者」の三つです。そして、「作品」を基準に考えた場合(※レビュアーが目立ちたいとかそういうモチベーションは抜きに)、レビューには大別して3つのパターンがあります。

(1) まず、セールス的な立場。これは、ある作品を皆に買ってほしいとか、逆に買わせたくないといった、読者の消費行動に訴えかけるパターンです。未プレイの人に売り込む立場と言っても良いかもしれません。無理やり図式化すれば、「レビュアー」→「読者」→「作品」のような力の向きが書けます。

(2) 次に、解釈的な立場。ある作品に対する解釈や評価を世に問い、それを広めたり共有したいというパターン。もちろんセールス的な立場とセットになることも多いですが、厳密には異なるでしょう。たとえば、『最果てのイマ』の解釈を巡ってレビューで丁々発止やりあう人の全員に、『イマ』を売り込もうという意図があるかというと、割と微妙でしょう。また、「とにかくこの作品面白かった」という純粋な感動を伝えたいというのもこの類に入ると思います。(「レビュアー」→「作品」)←「読者」という感じでしょうか。

(3) 最後に、データベース的な立場。これも上の二つと全く無関係ではありませんが、積極的にレビュアーが作品に介入するというよりは、作品のデータを紹介すること(たとえばHシーンの数、CV、ボリューム、属性など)に重点を置き、そこからの判断は読者に投げる。これは未プレイの人に向けつつも、相手が見たいと思った場合に参考になるデータを並べていて、自分から勧めることは少ない、受動的なレビューと言えます。この場合、「読者」→「レビュアー」→「作品」のようになる。

さて、これは私自身の経験に照らしてですが、他の人が面白いと言っている作品にはやはり興味が出る。セールスを考えた場合、「面白さをアピール」するというのが一つの有効な手だ、というのは間違いないでしょう。逆に、つまらないというアピールに対しては当然、購買意欲が減退します。では、そのアピール方法にはどんなものがあるか。

これもざっくり分けると、おそらく3つほど。

(a) そのレビューの証拠や根拠が明確で説得力がある
(b) 経験上自分と趣味があう/信頼できそうな人が述べている
(c) 多くの人が同じようなことを言っている

(c)は自力ではどうにもなりませんから、

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