よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2012/07/03(火) 21:47:40

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参考リンク:新潮社「十二国記」公式サイト

小野不由美さんのヒット小説『十二国記』。2012年4月に、版元が講談社から新潮社へ移ったという話がでていましたが、つい先日、書店で「完全版」なるものが出ているのを発見。そういえば新潮社版で再録されるという話があったけど、それが本格的に開始された模様です。すっかり忘れていました。その程度の薄い信心ですが、曲がりなりにもシリーズのファンとしては、買わざるを得ない! というわけで、早速購入。

変更点としては、これまではサイドストーリーとして位置づけられていた1991年の『魔性の子』(泰麒の過去の話)が「序章」という形で完全にシリーズに組み入れられていること。あとは、山田章博氏によるイラストの追加などがあるようです。ちなみに上の画像、左側が新装版で右側がホワイトハート(講談社)版。アニメを経たせいかもしれませんが、だいぶイメージが変わっていますね。

新潮社の雑誌「yomyom」にて思い出したように短編が収録されていましたが(08年「丕緒の鳥」、09年「落照の獄」)、両方とも「短編集」として書き下ろしとともにシリーズに加えられ、かつ待望の長編の新作も発刊が予定されているとのこと。とても楽しみです。いつになるかは書いていないのでわかりませんが。続報って出てないですよね……?

新潮社の公式サイトによると、新潮文庫初の試みとして、表紙の裏に「飾り絵」を配し、コンプリート感を高めるという工夫を施したのだとか。ファングッズにする気満々なところはさすがというか、よくわかっています。ぶっちゃけ今更ベタ移植してもそんなに売れるとは思わないし、さりとて版元を変える以上、過去シリーズを出さないわけにはいかないわけで……。新潮社から今後出してくれるということなら、応援しますのでどうぞ遠慮無くカモってください。

ちなみに「丕緒の鳥」が収録されていた08年の「yomyom」Vol.6は個人的に結構あたり号で、恩田陸「青葉闇迷路/紛れ込む者たち」とか、金原ひとみ「試着室」も面白かった。特集の「ファンタジー小説の愉しみ」は、ちょっとページ数的には不満なのですが、北村薫と荻原規子の日欧ファンタジー小説ブックガイドは、「へー」というのが結構あって、まあ800円にしてはお買い得だったなと思います。いまでもピンク色の派手な冊子が、本棚の割と手近なところに鎮座している。存在感は超一流。

新作が何時になるのかわかりませんが、過去の作品を辿り直して思い出す意味でも、刊行にあわせて「完全版」、購入していこうかと思います。ファンの人には今更かもしれませんが(私もホワイトハートと講談社文庫版買ってるから、これ以上買うのかという話なんですけどね)、今回はそんなお話でした。

それでは、また明日。

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