よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2012/09/02(日) 00:30:12

そろそろ時効というか嵐も過ぎ去ったと思うので、そのうち書こうと思っていたネタを。

だいぶ前になりますが、駄文にゅうす様で「ハッピーエンドとは何か」という当ブログの記事が紹介されていました。で、その後なんか「tumblr」とかいうURLからいらっしゃるお客様が異様に増えた。まあ、異様にってもトータル20人とかですが、うちのブログからすると1日のアクセス数の1割程ですから結構な数です。

「つんブラって何ぞ?」と思っていたのですが、どうやらタンブラーという新手のSNSが…………って、タンブラーくらい知ってる? そもそも新手じゃない? そりゃまた失礼いたしました。私はつい最近まで全くその辺のことを知らなかったもので。いや、さすがに名前は知っていましたが、Tumblerだと思っていました。あれはグラスでしたか。

……何の話でしたっけ。ああそう、記事の話です。で、まあ私の記事はエロゲーの話なわけですが、タンブラーの方では記事の中の、私の先生の発言だけを拾って掲載、コメントをつけておられました。それ自体は別に問題にすべきことでもないし、また私の記事へのリンクも貼ってあったので、引用そのものについてどうこう言うつもりはありません。むしろ、とりあげて頂いて嬉しいくらい。

ただ面白かったのは、そのタンブラーの記事にはもの凄い数のリブログが着いていたこと。100以上だったと思います。「本を読んで、自分の尺度でしか測らないのであれば、君はもう本を読まなくても良い。」で検索するとタンブラー関係がトップにくる程度には広がっていました。紹介系の拠点に取りあげられると拡散する、というのは体験済みだしハブがどうのこうのという記事でも書いたこと。なので、人のふんどしで相撲をとってと怒るとか、私をリスペクトしろ! とかそんなセコいことを言うつもりは全くありません。元記事より抜粋のほうが便利で目立つというのは、2ch系のまとめサイトさんとかが典型でしょう。そもそも私の記事だって、先生が言っていたことをうろ覚えで書いただけですからね……。元ネタで言うなら先生に帰属です。

私が面白いと思った――もう少し正確に言えばちょっと驚いたのは、それだけの数の人がリブログしたにもかかわらず、ソース元を確認に飛んできたのは20人しかいなかったという、そっちのほうです。情報ソースを見たり掲載したりするっていうのも存外常識ではないんだなぁ、と。オチを先取りしちゃえば、なにかものを読んで「自分の尺度でしか測らない」ということに対して批判した文章をお気に入り(とは限らないので注目、くらいが良いのかな)した人が、ソースは確認せず自分の尺度で内容を斟酌して満足しているというのが、シュールなギャグっぽくてええじゃないか音頭。

自慢じゃないけど私もソースチェックしっかりはしていません! ただ少なくともお気に入り登録するときとかは確認するなあ。でないと、どういう文脈で言われた内容かわからないじゃないですか。昨日の記事とも絡む内容として言えば、相手が何を言っているか、きちんと考える前に自分のところにひっぱりこんで解釈しちゃう人が多いっていうのは、こういうところにも出てるのかもしれません。

もちろん、とても丁寧に私の文脈を追いかけて引用してくださっている方もおられましたので、それは「読んでくださってるんだ!」と嬉しかったです。ただ同時に、そういうことをする/できる人というのはやっぱり限られているというのも実感しました。毎日山のような情報がはいってくる今の時代、たとえ断片的であってもぱぱっと入ってきてすぐ実用できる情報のほうが重宝される。考えてみると私もそうです。日々、考えることなく使えるネタを探している。

わかりやすくあれ。端的であれ。文脈なんていうのはいまの時代、めんどくさいコース料理のようなもので、ごく一部の人しか気にしないのかもしれませんね。だからといってインスタント食品ばかりになってしまうと、私はちょっと寂しい気がしますけれど。

そんなわけで本日は、情報ソースは案外気にされないという話でした。それでは、また明日。

(2012年9月19日、少し文章に手を加えました)

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コメント

”紹介者”をスルーして直接ネタ元を引用する行為は
”オレが最初に見つけ紹介した”という手柄を奪うという意味で
お行儀の悪いことだという風潮があの界隈にはあるきがする

ななしさん江

コメントありがとうございます。

なるほど、と思いました。確かにアンテナを日々広げている方からすれば、「紹介」や「発見」という要素が自分のオリジナリティに関わってくるわけで、引用もとがどうこうより発見したハブの「お手柄」として見る向きがあるということですね。

論文などでは、引用者が本当に正確に引用しているか。また引用者がそもそも引用もとを誤読しているのではないか、といったことを考慮して「孫引き」はNG扱いされるのが基本ですが、それが必ずしも誠実な引用とは限らないのかもしれません。原典にあたったのだとしても、自分にはその原典にあたることを教えてくれたネタ本や論文があることを示せ、ということになるのでしょうか。

「紹介者」をスルーしないというのは、ある意味での誠実さ、忠実さを意識しているというご意見、大変興味深く拝読しました。

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