よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/03/27(水) 03:01:19

3月が終わろうとしています。

いやいや、あっという間の3月でした。3月は去るとはよく言ったもので……。で、この時期になると思い出すのが、大学の入学式…………を横目に予備校に通っていた、自分の浪人時代です。というわけで今日はちょっと、「浪人も悪くないよね」みたいな話をしようかと。あ、でももし受験に残念ながら失敗したのに、悠々とこのブログを見てくださっている18歳の方がいらしたら、もうちょっと焦ったほうが良いかもしれません。


私はそんなに成績が良い方でもないくせに東京の方の大学に通いたい! という野望だけは持っておりまして。理由は、ズバリ一人暮らしをするためです(笑)。親の監視から逃れたかった……。ただまあ、見事に受験に失敗して浪人しました。

ぶっちゃけ浪人するだろうなーとか思っていたらそんなにダメージはなかったし、『キテレツ大百科』の勉三さんのようになることはないだろう、なったらなったでユキさんみたいな綺麗な恋人が出来るならそれもいいやとかワケわかんないこと考えて、のほほ〜んと予備校の門をくぐったのですが、まぁびっくりしました。

何というか、集まってる人たちの悲壮感がバリバリ。もうね、重いのです。空気が。目に見えて。みんな顔上げないし。「うわー、ヤベェ」って思いました。雰囲気がYABAIのもそうだし、受験落ちてショック受けてない自分もなんかいけない人間という感じがした。通い始めたのがちょうど月曜だったので、教室で読もうとキオスクでジャンプ買って持って行ったら、そんなことしていたのはクラスで私くらい。浮きまくりでございました。


結局その重みに耐え切れず私は予備校サボって雀荘に通っていたのですが その後しばらく通ってくると、落胆の時期を過ぎたのか、段々明るい生徒も増えましたし、周囲から笑い声が聞こえるようにもなってきました。私は逆に、予備校の友人の影響で、ちょっぴり真面目に勉強するようになりましたかね(笑)。

で、予備校通って思ったのですが、これ意外と楽しいんですよ。基本学校の延長なんだけど、掃除とか学級会とかいらんイベントはなくて、とりあえず勉強に集中できる。しかも、予備校の授業って高校のそれとはやりかたも質も全然違っていた。

私は一応、県下で進学校と呼ばれる高校に通っていましたが、それでも予備校と高校では授業のクオリティが段違いだな、と感じました。まず、情報量が違う。高校では市販の問題集を解いて解説されるだけでしたが、予備校ではどの先生も、だいたい現在の受験の傾向を研究していて最新の情報を教えてくれるし、その傾向を踏まえて、なぜいまやっている問題が必要なのかを解説してくれます。だから、俄然やる気が出る。まあこのへんは、担任を持ったり各種雑務をこなさなければならない「高校の先生」がやるには無理があるのだろうな、と思います。時間的に。

また、教え方も随分違います。高校はどちらかというと「下に合わせる」授業でサボってる生徒がいたらそれにあわせて授業が遅れる、なんてこともザラでしたが、予備校だとやってこない奴は放置。弱肉強食・自己責任の世界です。それだけに、内容的には高度で、大学に入ってからやるようなことも取り入れてくれていました。教育指導要領とかに縛られず、各先生がやりたいように、やりたいことをやっており、その中にはかなり高度な内容なんかも含まれていました。

なので、いまやっていることが将来どういう形で役に立つのかとか、あるいはその知識がもっと深い部分ではどういうところと繋がっているのか、という風に、学習事項の全体像が見えやすかった。


その他にもいろいろ、高校とは全然違う経験を積むことができました。何より大きかったのは、自分がどうして(何のために)大学に行きたいか、大学で何をしたいか、というのを嘘でもハッタリでも考える必要があったし、その時間もあった、というところです。とにかくある程度は明確な目的意識がないと予備校生活のモチベーションを保てないし、基本勉強以外の時間はフリータイムなので、その合間に色々と考えることが可能だったわけですね。

時々は体を動かしたりもしましたよ。浪人生のフットサル大会とか、テニス大会とか、なぜかあった(笑)。予備校企画とかではなくて、学生企画で。予備校対抗戦とかしてました。勉強しろよ!

何にせよこういう経験というのは、今ふりかえってみても得がたいものだったと思います。予備校時代の友人とはまだ連絡をとっている相手が少なくありませんし、「高校」と「予備校」と「大学」を見たことは、たとえば家庭教師などで自分が「教える」側に回った時の貴重な財産となりました。


そんなわけで私は、以前ツイッターでもつぶやいたかもしれませんが、「浪人は人生のエクストラダンジョンである」と思っています。最短クリアのためには不要だし、行かなくてもゲームはクリアできるけれど、行けばいろんなお宝が眠っていたり、思わぬイベントに出くわすこともある。そういう可能性を秘めたところなのです。

また、これは私の先生に言われたことですが、世の中いい経験になるかならないか、最初から決まっているものなんて一つもない。後から振り返って、いい経験だったと思えるか思えないかである。だから、私たちはどんなことも、いい経験に「する」ために頑張れば良いのだ、と。

これは本当に、その通りだなと思うのですね。後から振り返って「あのことがあったから今の自分がいる」と考えることができるよう、前向きに挑むこと。それこそが、「いい経験」を呼び込む秘訣なのでしょう。

残念ながら来年度の浪人が決定した方もおられるかもしれませんが、予備校に通える人ならば特に、むしろ普通にできない経験が出来てラッキーくらいに割りきって、楽しく生活するのが良いと思います。「浪人しちゃった」という危機感はもちろん大切ですが、それに囚われてネガティブになると、えてして勉強もはかどらないし、なにより、有益なたくさんのことを見落としてしまうかもしれません。それはやはり、すごく勿体ないことだと思います。新しいことを身につけるチャンスを得ている部分だってあるのですから。

たとえばそう、私のように、浪人時代に地元のエロゲーショップでエロゲー買うことを覚えたりですとか。

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コメント

僕も浪人→予備校経験組ですー。

OYOYOさんとは違って、予備校で友達はできませんでしたが、
やはり結構楽しかった印象はあります。
クラスという枠組みがほぼなく、自分でとる授業も選べるあたり、
小中高とは違ってとても新鮮でしたし、大学に近いものを感じました。
一つの目標に向かって一生懸命やる経験というのは、なかなか出来ないことですし(多分)、少しずつ自分の実力が上がっていくのを確かめられたのも楽しかったですね。


予習室でサッカー雑誌とか読んだりもしていたので、僕もあまり暗い感じではなかったです。ただ、11月くらいになると、また浪人したらヤベェ!という焦りは感じましたが(浪人は一浪までと思っていたので……)。

feeさん江

コメントありがとうございました(。・x・)ゝ。

予備校に行かず、仮面浪人とか宅浪の人もいますから一概に「浪人」とくくるのは難しいかもしれませんが、予備校浪人というのはなんかこれまでと違った発見とかがあって楽しかったなぁというのが、わりと嘘偽りのない本音です。大事なことは、予備校が教えてくれた!

「大学に近い」というのは、自主性とか選択性とかの部分がそうだなと思って、実際大学の「準備」ができたと思います。精神的意味で。

また浪人したらやべぇ! というのはあったんですが、私の場合逆に最後、「何度か浪人したらそのうち通るだろ」みたいなお気楽モードになってしまいました(ダメ)。

まあ浪人せずに大学に入れた人や、そもそも大学を選択肢に入れない人が悪いとかそういう話では全然なくて、浪人生=負け組 みたいな風に思っている人がいるかもしれないけど、人それぞれでプラスにもマイナスにもなるというのを、早い内にわかればいいなぁと思います。

受験におちたからって命までとられるわけじゃないし、それなら今ある境遇をプラスにかえていけば良いですしね。

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