よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/06/06(木) 21:55:01

今日電車(南北線)に乗っていた時のこと、前に座っていた二人組の女子高生が、割と大きな声でこんなことを喋っていました。完璧には覚えていないので、多少創作も入っていますが、だいたいの雰囲気を読み取って下さい。

「ねえ、「ふつれ」ってなんだろうね?」
「どれぇ?」
「あれ」(私の後ろのほうのドアの上を指さしながら)
「あ〜、ホントだぁ。なんだろ。普通でいろってことじゃない?」
「あ〜。ゆとりかぁ」

で、その時は特に何もなく私も「ふつれって変な日本語やな……」くらいに思っていたんですが、降りようとして立ち上がったときにふと、彼女たちが指さしていた方向を見て、ひっくり返りそうになりました。

社内の広告。都内の私立高校を紹介したプレートの、「京北高校」のところに、デカデカと書いてあったのです。

FUTURE

と。

ふゅーちゃーじゃねぇか!!!!!

内心絶叫しましたよ。これはひどい。いやまあ、確かに「普通れ」と読めなくも無いのかもしれませんけど、そのほうが難度高くないですか。文字通り、「その発想は無かった……」というやつです。

昨日から、「リツイート」を「リアツイート」という娘さんに出くわしたりしてましたが、今日のは輪をかけて素晴らしい。二人いて二人ともがこれを「普通れ」と読むあたりに、才能のほとばしりを感じます。妙な敗北感すら覚える……。

今回の話は笑って終わりですが、これがたとえば漢字の読みだとか慣用句の意味だと、知らずに「恥ずかしい間違い」をしていることって、案外ありませんか。少なくとも私はあるんです。そう考えると、なんとなく笑えない。

ことばの使い方とかって、厳しい人いますからねぇ。「全然」を、否定語以外とセットで使うなど言語道断! とかいって怒鳴りだしたりとかもありましたし。本当は全然そんなこと気にしなくても良いんですけど。

*****

昨日、ツイッターでfeeさんと微妙なエアリプライの応酬をしていたのが、読み間違いや覚え間違いに対してどう反応するか、みたいな話。ちょっと発展させて考えると、その手の「ミス」にどこまで寛容であるか、あるいはどこまで厳しい態度を取るかって、案外メンドクサイ問題。たとえば、会議をしているときに間違った漢字の読み方をしている人がいたら、敢えて訂正するか否か。あるいは、アナウンサーがことばを誤った場合に、非難・叱責するかどうか。

そりゃあ間違って読んだり、その界隈では常識の読み方を知らなかったりするのは恥ずかしいことでしょう。たとえば古典を読んでいるときに、「天地」を「あめつち」と読む読み方を知らず、「てんち」と読み続けたらその辺の知識がないとみなされる。恥ずかしい。だから、自分にも他人にも厳しくあるべし。そういう基本路線があるのはわかります。

しかし、そのことがどれほど重要か、と言われると、正直よくわかんないですよね。実際、「物凄く重要」と考える人も、「大したことない」と考える人もいる。

「重要」派は、そういうことばをきちんと把握しているかどうかが、知識の深さにも関係しているし、そもそも本気で注意深く見ていればそんな基本的な間違いはしない、という立場です。一方「どうでもいい」派は、そんな表面的な読み方なんかに本質的なことは無い、というでしょう。一応注意はしても、軽く流すものだと思います。

********

個人的な意見を言えば、間違いないに越したことはないんですが、あんまり「躍起になって」あら探しのようなことをしている人を見るのも、微妙な気がします。人間だれだって思い込みやうっかりはあるわけですし。そこから生産的な話ができるならいいですが、だいたいはそうならない。

してみると、私が今日の女子高生たちを「恥ずかしい間違いだなぁ」と笑っていたのも、実は殊更にとりあげて笑うほどのことではなかったのかもしれません。彼女たちをわらう、その態度の行き着く先は、自分の首をしめるような、くだらない形式主義なのかなと思ったり思わなかったり。

いやまあでも、何かかわいくて微笑ましいですよね、「ふつれ」って。ついクスッとなるおかしみがあるというか……。ああ、やっぱり女子高生は良いですなぁ(違)。

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コメント

どもですー。

僕は、「あまり気にする必要はないだろう」と頭では考えているのですが、感情面では「割と気にしてしまい」ます。

自分でもよくないと思うのですが、この類の間違いを聞いてしまうと、相手を侮る気持ちが芽生え、どうしても「醒めて」しまうんです。

似たような例として、「××は神ゲー! ○○は俺の嫁!」と言っているのに、その○○の名前を微妙に間違えている場合なども、「この人、本当にそのゲームやキャラのことが好きなのかな?」と思ってしまいます。

しかし一方で、漢字の読みを間違えて覚えていることと、議論の核心とは無関係であって、漢字は僕の方がきちんと読んでいても議論の見識は相手の方が深い、ということもよくあることなんですよね。
更に言えば、自分自身も間違えて読んでいる言葉、使い方を間違えている慣用句が幾つかはあるでしょうし……。


僕個人は友人知人が間違えて使っている場合は、議論の腰を折ってでも軽く訂正するのですが、そこまで親しくない相手の場合は流すようにしています。

長々とすみませんでした!


PS 「Routes」と「グリーングリーン」はかなり好きでした。
前者はプレイ中から大好きだったんですが、
後者はOYOYOさんと同じで「やっている間はそこまでじゃなかったのに、妙に印象深い良ゲー」という感じでした。

feeさん江

どもです!

私は結構自分が間違えるタチだということもあって、言い訳かもしれませんけれども、あんまり気にしない方ですね。もちろん、正確であるに越したことは無いし、そんなたるんだ精神だから、「良い表現」ができないのかもしれませんけれども。

ただ、私の中では「これはキツイ」みたいな基準もありまして、それは、自分の主張を中途半端で曖昧なことばに頼っていることが見えている場合。たとえば、「これが真の認識だ」とか言われても、「真の」って何かとか、「認識」ってどういう文脈なのかとか、書いてる本人はわかってるつもりかもしれないけど、全然伝わらない(伝えられるだけの条件を満たしていない)場合があります。

そういうときは、ことばを間違えたとかではなくて、「ことばに振り回されているな」と思うので、こちらに真意を伝える気がないのかなと、対話に尻込みしてしまいます。

P.S. Routesもグリグリもいい作品ですよね。PSP版Routes起動してみたり……。

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