よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/07/06(土) 21:53:24

朝日新聞デジタルで本日(7月6日)10時32分に配信されたこちらの記事。

サッカー審判が選手刺殺 観客怒り審判を殺害 ブラジル

例によって消失対策で引用いたしますと。

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【サンパウロ=岩田誠司】
 ブラジル北東部ピオドセで、サッカーの試合での退場処分をきっかけに、抗議を受けた審判が選手を刺殺し、その審判も観客に殺害される事件があった。

 地元警察によると、アマチュアチームが6月30日に行った試合中、退場処分を受けたジョセニール・アブレウさん(30)が、審判のオタビオ・ダシルバ容疑者(20)を蹴った。これに腹を立てたダシルバ容疑者が、隠し持っていたナイフで胸を刺し、アブレウさんは間もなく死亡した。

 一方、ダシルバ容疑者の行動に怒った観客らがダシルバ容疑者を縛り上げ、殴ったり石を投げつけたりして殺害したという。

 警察は、観客が携帯電話で撮影した映像などから、ダシルバ容疑者を殺害した男3人を特定、うち1人は逮捕されたが、2人は逃走中だという。

朝日新聞社
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わけがわからないよ……。

いや、事実はわかりますよ。

1.審判が選手にレッドカードだして。

2.選手が審判蹴って。

3.蹴られた審判が怒って選手を刺し殺して。

4.それに怒った観客が審判をリンチにした。

そりゃわかります。中学生でもわかる事実関係。でも、意味がわかんない。そもそも、1→2への流れが謎ですもん。なんで蹴るの。そして、2→3はもう想像の埒外です。人生のレッドカード。

もうなんというか凄い。凄いっていうかヤバい。だって、「怒った観客らがダシルバ容疑者を縛り上げ、殴ったり石を投げつけたりして殺害した」って、ついカッとなって乱闘して、打ちどころが悪かったとかそういう話じゃないんでしょう? いわば周囲公認で「私刑」にしたわけで……。

日本は平和な国なんだなぁと、改めて思います。

そのひとことで片付けて良いかは別として、これも「お国柄」なんでしょうか。こういう行為もブラジルの一般社会ではそれほど珍しくないのかも(もしかすると)しれない。日本の「控えめ」な態度も、世界的に見たら「自己主張しなくてバカじゃねぇの?」ってことになるのかもしれないし。

たとえば現代でもユダヤ教の「律法」を厳守する人々は、安息日には仕事をしてはいけないから、ガスの元栓が漏れていても自分で閉めてはいけないとか、エレベーターのボタンを押すのも許されていないとか、そういうのを守っている人がいるそうです(参考)。

異教徒かつ宗教にそれほど熱心でない私からすると、「創世記」でユダヤの神様はガスの元栓についてもエレベーターについても、別に言及してないだろと思っちゃったりするんですが、まあきっと、信仰ってのはそういう問題ではないのでしょう。んで、「そういう問題じゃない問題」を抱えてる国々ってのは思いの外いっぱいあるわけで、そこでは私たちの常識が、非常識になることだって、ままあるわけです。アメリカの銃社会だってそんなもんかもしれない。いやあれは信仰じゃないですけどね。もののたとえとして。

グローバル化だなんだって言ってみたところで、私らが世界に向かって開かれるっていうのは思った以上に難しいし、開かれたら開かれたでいろいろ大変だろうなぁと、こういうニュースを見る度に思います。

何にしても、亡くなられた方々におくやみを。

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