よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/07/22(月) 06:34:50

参院選が終わりました。

全体としてみると、自民圧勝。ねじれが解消するのは悪いことではないのかもしれないんですけど、やっぱり自民に「抵抗」できる場所が減るのは、現在の政局を見ると、一概に良いことばかりとは言えない。参院選も終わり、政権を盤石のものとした安倍内閣がどういう動きに出るかが注目されます。

いまんとこ自民党の実質的なストッパーをつとめているのが政府与党の一角を占める公明党オンリーという意味分かんない状態なので、野党の議員さんには頑張って頂かないと困る。ただ、いたずらに与党を攻撃したり、「政権とらないとやれることがないから当選させてくれ」って有権者に訴えるんじゃなくて、とにかく現存勢力で、できることをやってほしいなぁ。

難しいとは思うんだけど、天下国家の「いま」じゃなくて「さき」を見据えた政策を出す一方で、そのためにいまできること、果たすべき役割を主張できる人材が少なすぎると思います。

東京は、丸川(自)、武見(自)、山口(公)、吉良(共)、山本(無)の5名。私が投票した鈴木寛(民)は落選です。比例では今回民主には入れなかったけど、選挙区だと党じゃなくて人に入れざるをえないので、うちの選挙区だと鈴木さんしかいなかった。TPP問題、表現問題にもしっかり言及していて、なにより教育(つまり、若者に対する投資)に積極的表現規制に関しては強固に反対を貫いているし、理論も実績もある。

で、こういう人が駄目ってのは、若者にとって生きやすい社会を主張しても、選挙的には全くの無駄(民主党だから入れないってのは、結局そういう政策の内実を見ていないということですからね)ってこと。今後、「若者のため」になりそうなことを主張する政治家は、ますます減っていくでしょう。こりゃもう残念通り越してホビロンと言わざるを得ない。

鈴木寛氏と最後の議席を争った武見さんが、そこまで悪いとは言わないにしても、鈴木寛を落とした東京有権者の判断というのは、ある意味今回の参院選を象徴する一幕であるように思います。

それにしても、東京選挙区で山本太郎さん通っちゃうとはなぁ。話題性で言えばすずかんより、こっちのほうが高いんでしょうか。

共産の吉良さん(30歳)とあわせて30代の議員が2名、東京から出たというのも「政治の若返り」を考えるうえで朗報ととらえる向きがあるのは賛成です。そして、選挙に打って出るエネルギー、「本当のこと」を堂々と言う姿勢、政党に所属せず戦い抜く心意気など、支持を集める理由はわかるし、そこで「風」を期待するのもわかります。しかし、政治に必要なのは庶民レベルの知識と感覚で政治を運営することかと言われると、やはりNOでしょう。庶民「感覚」を持っていてそれを反映させられることと、本当にただのパンピーレベルなのとは別問題です。

この人は比例じゃないから「タレント候補」の弊害という視点で批判している人はちょっと違っていて(タレント候補の弊害は、比例で個人得票をとって同じ政党の他の議員を通してしまうこと)、問題はやはり「原発問題」以外にほとんど何のアピールもしてない人を(つうかそもそも、肝心の原発問題にたいしても一般人に毛が生えた程度の知識しか無い人を)、国政に送り込んでしまうという選挙民の意識だと思います。

もちろん、それだけ原発が大きな課題だと言えばそのとおりなんですけど、この人を国政に送り込んだ人は、原発以外の問題をどう考えてるんだろう……。それも含めて、この人に任せていけるって本当に判断したんでしょうか。具体的にどういう活動を期待しているか聞いてみたい。

まあなっちまったモンは仕方ないんで(というか、私の選挙区ですので責任無いとはいえないんですよね。参ったなァ)、あとは何とか国会で活躍してくれることを祈るしか。ただ実際問題、この人が通ったことで「原発反対」にものすごい訴求力があることはわかったと思うので、有権者の意識の反映としては悪くない広告塔なのかもしれません。そのために国会議員として給料払うかってのは別だと思いますけどね。

あと、どうでもいいこととして。

1)あっ、あっ、あっ出るっ! (出馬)
2)ねぇ……早くいれてよぉ……。 (選挙活動)
3)あっ、イクッ、イクッ! (投票)
4)もう、無理っ! あっ、あっ、あ〜っ! (落選)

こうしてみると、選挙もエロゲーもたいしてかわんないですね( ´ー`)y-~~。ま、今回の選挙はクソゲーでしたということでひとつ。惨淫選、なんちって……。

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コメント

最後の真面目さと不真面目さの落差におもいっきり笑ってしまいました。
一人で夜に笑うとなんか逆に寂しくなったりするなー……

山本太郎が当選した事や投票率を見ると「いまだ政治に対して興味ない人の多さ」を痛感しますね。

私は今回の選挙で投票率改善されると思ってました。

政治に必要なものについては、麻生さんがカップ麺の値段で攻撃されてた事思い出しました(苦笑)

パンプキン・シザーズという漫画で貴族のあり方を語るシーンがあります。
そこで貴族と困窮する平民を医者と患者に例えて「患者は医者に同じ病気になって欲しいんじゃなく、自分の病期を治して欲しいんだ」と諭します。
医者に必要なのは治療する力で、スポーツ選手に必要なのは競技力、政治家に必要なのは政治力ですよね。

庶民感覚なんていらないと思いますよ。政治家自身には。周りが補えば良い部分だと思います。

私は政治家「国民を向いた政治」なんかよりも経済、安全保障、医療、教育、諸問題でこれだけの成果を出しましたって結果の方を求めたいですね。

なんか書いてるうちに凄い極論になってしまった(笑)

ebiosさん江

くっ……記事投稿と同じくらいの時間にコメントだと……! お主、デキるな……。

というわけで連日コメントありがとうございます(。・x・)ゝ。

投票率は改善されなかったですね〜。「晴れの日用は投票が減る」というジンクス通りというかなんというか。特に若者の投票率が激減しているそうで、素直に残念です。投票は義務だとか権利だとかいうんじゃなくて、20代の人は投票行かないとほんとに単純に損するということを、わかってない気がするんですよね。

パンプキン・シザーズの話はなるほどと思いました。私は庶民感覚が政治家にあって良いという立場でしたが、ebiosさんがおっしゃることのほうが真理かもしれません。してみると、政治家に必要なのは、多くの人の意見を聞いて、有効性を見極められる知識と度量なんでしょうね。

いまは学者でも「専門化」が進んで、ひとりで全てをフォローなんてできない時代ですから、政治家もスタッフを使う総合管理職としてやっていく。そんなスタイルもありかも。

極論とおっしゃってるけど、かなり「アリ」なんじゃないかなと思いました。

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