よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/09/03(火) 21:57:03

よく、「セミのようにはかない命」とか言いますが、どうもセミってそんな短命じゃないという話を小耳に挟みました。実際にはどうなのかなーと思って調べていると、ネットに面白い記事が。

▼「クマゼミはどこまで飛ぶか?」(セミの移動調査2005年)

こちらの調査結果を見ると、こんなことが書いてありました。

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実際にはクマゼミ・アブラゼミで2週間ぐらいではないかと考えられてきました(中 尾, 1990).しかし,網をはった中での飼育 では,30日以上も生きつづけることがあるようです(七尾, 1986:ただし,セミの種名は不明).クマゼミについても,大量に出現した抜け殻と成虫の死骸が,それぞれ急激に減り始める期間から推定で,「成虫の寿 命は オスで17日,メスで30日ぐらいではなかろうか」とする意見もすでにありました(高田, 2003).

 今回の調査で,印をつけたセミが生きた状態で再度みつかれば,少なくともその期間は,野外で生きたという直接的な証拠になります.結果はグラフのとおり で,オスで最長20日(8月12日に長居公園内で見つかった「あお24」),メスで最長30日(8月23日に長居東1丁目で見つかった「みや207 」)という結果になりました.これらは自然状態で1ヶ月生きるという初めての証拠といえます.


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マジすか……。1ヶ月生きるって結構長いですよね。「鳥などの捕食もあるので,成虫全体としての平均的な寿命は,もっと短くなっている」のはその通りでしょうが、それは他の昆虫も似たようなものですし、セミはむしろ結構長生きの部類に入る気がします。

なんでセミの寿命一週間とか言われていたかというと、確実なことはわかりませんが、セミは飼育が非常に難しくて、飼ってもすぐ死んでしまうため、そのような誤解が広まったのではないか、みたいな説が有力な模様。

あと、セミは(というか昆虫全般が)暑さが苦手で、あまりに暑いとかえって鳴かなくなるのだとか。また、日本列島の気候が全体的に暖かくなるのにつれてクマゼミなどは生息地が次第に北上しているのだそうです。(資料:2010年度「全国セミ調査」結果発表

というか、幼虫の頃を含めればセミって何年も生きるわけだから、成虫の期間が短いだけで、フツーに長生きですよね。交尾活動できる=いいこと、みたいに考えるから「成虫の期間が短くてかわいそう。・゚・(ノД`)・゚・。」とかになるけど、昆虫ってカマキリみたいに交尾したら食われるのとか、ミツバチみたいに交尾したら精巣ひきちぎられて死んじゃうのとか、割と悲惨ですよね。成虫の時期というのは、死のための準備をして死に向かわねばならない期間なのだとすると、幼虫の時間が異様に長いセミって、じつは幸せものなのかもしれません。

モラトリアムセミ、みたいな。

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