よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/11/07(木) 22:04:16

歴史に残る大熱戦の日本シリーズが終わり、プロ野球もオフシーズンに。驚異的な視聴率や、タクシーに乗っても食堂に行っても野球の話題ばかり。オリンピックもかくやという状態で、日本人にとって「プロ野球」はやっぱり特別なスポーツなんだなぁと改めて思い知らされた一週間でした。

さてそんな中、日本一に輝いた東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地の命名権が売りに出されるというお話。

 ▼「「Kスタ」年内で終了 宮城県、命名権公募を開始」(河北新報)

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「Kスタ」年内で終了 宮城県、命名権公募を開始

 宮城県は5日、プロ野球東北楽天の本拠地、県営宮城球場(仙台市宮城野区)の愛称の命名権(ネーミングライツ)について、新たな取得企業を公募することを正式発表した。現在命名権を持つ製紙大手の日本製紙(東京)が、12月いっぱいで満了する契約の更新を見送った。ファンに定着した愛称「日本製紙クリネックススタジアム宮城」(Kスタ宮城)の使用は年内限りとなる。
 村井嘉浩知事が定例記者会見で公募開始を発表した。日本製紙に対しては「円高の苦しい状況にある中、東日本大震災が起きて石巻工場が被災したが、『約束したことだから』と契約を継続してくれた。近いうちに会社を訪問し、感謝を申し上げたい」と述べた。
 日本製紙は2008年1月から年2億5000万円の3年契約で命名権を取得。11年からは年2億円の3年契約を結んでいた。
 同社広報室は「当初の目的だった地域貢献や社会貢献を一定程度果たせた。県民やファンの皆さんには愛称に親しみを持ってもらい、感謝している」と説明した。
 県と楽天野球団は、12月4日まで命名権取得の応募を受け付ける。契約期間は14年1月から3年以上、契約金額は年2億円以上。愛称には「宮城」を付けることが条件。
 応募があれば、県教委内の広告審査委員会が、契約金額や経営状況などを踏まえて選考する。
 宮城球場の命名権は、スポーツの振興や県有施設を活用した収入確保を目的に、05年に導入。当初は人材派遣業フルキャストが年2億円で取得した。命名権売却に伴う収入は75%が楽天野球団に、25%が県に入る。


2013年11月06日水曜日
-----引用終了-----

実際のところはわかりませんが、記事を読んでいる限り、日本製紙と喧嘩したとか、どちらかが愛想を尽かしたとかではなさそう。もちろん会社側の経済的な事情もあるのでしょうが、優勝したこの時期、命名権が欲しい企業もたくさん(それこそ楽天を含め)あるでしょうし、球団にとっても県にとっても悪い話ではないのかもしれません。

それにしても、Kスタの正式名称を初めて知りました(爆)。

「日本製紙クリネックススタジアム宮城」って言ったんですね。舌噛みそう。そりゃそんな名前、ほとんど誰も呼ばないよなぁと思う反面、優勝したこの次の年にも命名権があれば、もう少し全国的に定着したのかもしれないと思うと少し残念でもあります。

残念というのはなんというか気分の問題で、個人的に日本製紙コメントや態度から心意気のようなものを感じるから。

村井知事が記者会見で「経営上の判断から(撤退になったの)ではないか」と言っていたように、実際問題折角優勝して「これから!」という時に、命名権を手放さないといけないような厳しい状態なのでしょう。製紙業界は合併だの何だのでかなりバタバタしていますし、日本製紙グループにはこんな話題もありました。

 ▼「【日本製紙グループ本社】 過去最大級のリストラを断行

しかし、「円高の苦しい状況にある中、東日本大震災が起きて石巻工場が被災したが、『約束したことだから』と契約を継続」した。ついでに、日本製紙は命名権を得た直後に不祥事を起こして、2008年2月15日付で一度球場名を「クリネックススタジアム宮城」に変更(不祥事を起こしたため、社名である「日本製紙」を削除)しているそうです。

そんな中、被災してもなお命名権を返上せずに契約を続けたのはなぜか。さまざまな判断があったんだろうとは思います。綺麗事だけではないでしょう。でも、日本製紙の広報さんが言っている「当初の目的だった地域貢献や社会貢献を一定程度果たせた」ということは、一定のウェイトを占めていると思う。スカイマークが神戸球場(グリーンスタジアム神戸)の命名権を返上した時、「神戸での認知度アップという目的は果たした」というビジネスライクなコメントを残したのとはちょっと違う雰囲気を感じる。

まあそんなところに回す金があるなら雇用を増やせと言われればそれまでなのですが、高尚な芸術活動ではないにしても、これだって立派なメセナってやつでしょう。

私は楽天ファンではないし、Kスタに行ったことも無いし、Kスタの正式名称も知らなかったようなニワカですから「さよならKスタ」などという感慨に浸ることはできないし、そんな資格もありません。しかし、楽天という球団のつらい時期を支えて、栄光までの道のりを共に歩んだ「Kスタ」という球場があったということは、いち野球ファンとして記憶にとどめておきたいと思います。

しかし、球場の名前とかってやっぱり十年とかの単位で同じ名前じゃないとなかなか定着しないような気がしますね。さっき出てきた神戸球場(神戸総合運動公園野球場)は現在、「ほっともっとフィールド神戸」ですけど、いまのところ記憶に残りそうな感じがしない(笑)。

本拠地の名前が安定するのが良いか悪いかは人それぞれかもしれませんが、私は安定してるほうが愛着わくタイプなので、もう少し「Kスタ」を見ていたかったようにも思ったのでした。

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コメント

イーグルスはKスタ宮城が仙台駅から徒歩圏内という立地の良さもあって、仙台駅構内や地元百貨店内という目につく場所にグッズショップを展開したり街中にイーグルスのポスターやノボリ等があふれている、と完全に地元に浸透しちゃってます感がありますね。その意味では日本製紙の「当初の目的だった地域貢献や社会貢献を一定程度果たせた」というコメントは額面通り受け取ってよろしいかと。

スタジアムのネーミングライツ権販売はサッカーの方が盛んで多くのクラブのホームスタジアムは数年単位で呼称がコロコロ変わってますねw
めずらしいところでは浦和レッズが以前のホームスタジアムである駒場スタジアムのネーミングライツ権をクラブ単体で買い取って「浦和駒場スタジアム」としているケースですね。これは地元への恩返しと我らが聖地に他の企業名を入れられてたまるか!という防衛策的意味合いかと

ならまささん江

コメントありがとうございます。

Kスタ行ったことないんですけど、そんないい感じなんですか。ますます勿体無いですねぇ……。

ネーミングライツ、サッカースタジアムは確かに有名ですね。しかし、サッカースタジアムの名前はほとんど知らないという……。定着してるんでしょうか。お話に聞いたレッズのようなタイプだと、サポーターも愛着が沸いて定着しそうですが……。

宮城球場は、楽天がネーミングライツ買い取ったりするんですかね。既に巨大企業だからあんまり宣伝効果なさそうだけど、今後球団を前面に押し出すことを考えたらありうるのかなあ。

動向を見守りたいと思います。

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