よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/11/25(月) 22:09:45

この前「無理やりでもインプットしましょうね」みたいな話をしたときに、どうも無理に詰め込んでも忘れてしまう、というお話を受けまして……それは私もそうなんですよね。

んで、私もこのままでは駄目だということを、悟りました。若かりし頃に。そこで私は、「読書ノート」というのをつけてみることにした。すると、これが案外良かったんです。なので、今日は手前味噌で恐縮ですが、ちょっとその話を。

と、大仰な前置きをするほど大したことをしているわけでもなくて、単にノートに読んだ本の内容をメモしているだけ。たぶん、読書家の人なら似たようなことをやっている方も多くおられるのではないでしょうか。

ただやり方にオリジナリティというか、幾つか私なりの「コツ」を用意しているので、それをご紹介しようかなと。あ、ちなみに、ここで想定している読書の対象は、基本的に論説系のものです。よくてエッセイまで。小説等は含みません。

まず、ノートは1冊の本につき1ページを使います。分量が多い本については見開き1ページにします(要するに2ページ)。で、まず目次をノートに写す。目次の隣には、読み始めた日付と読み終えた日付を書きます。

たとえば、こんな感じ。

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池上彰『池上彰のやさしい経済学』
▼目次
1)金は天下の回りもの ――経済とは何だろう?  2013.11.10〜11.10
2)お金はなぜお金なのか ――貨幣の誕生  2013.11.11〜11.11
3)「見えざる手」が経済を動かす ――アダム・スミス 2013.11.11〜11.12
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で、各章ごとに自分なりの「簡単なまとめ」を書きます。この時、私はその章の中で中心になると思われる箇所を抜き出すようにしています。

気をつけて欲しいのは、「自分が気に入った」部分ではなく、章全体を見渡したときに中心となっているであろう部分をピックアップする、ということです。もちろん一つに絞るのは大変難しいですし、かなり「無理」がでることもあるのですが、そこは強引にやります。

なぜなら、私がこの作業をはじめたきっかけというのは、本を読み終わっても全く何も頭に残らなかったり、長い間覚えていられなかったりという悩みがあったからです。そのようにスッカラカンになってしまうよりは、多少歪だったり誤差があったりしても、何か自分の中に残るほうが良いと思った。ですので、「ここ」という部分を一箇所だけ拾います。

プラス、その部分に自分なりのコメントを、短くても良いのでつけます。何故そこを抜いたのかとか、筆者の考えに対して自分はどう思うのかとか、何でも構いません。何も書かない時もあります。

たとえば、デカルトの『方法序説』(岩波文庫)のノートにはこんなことを書いていました。

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第一節
「以上の理由で、わたしは教師たちへの従属から解放されるとすぐに、文字による学問〔人文学〕をまったく放棄してしまった。そしてこれからは、わたし自身のうちに、あるいは世界という大きな書物のうちに見つかるかもしれない学問だけを探求しようと決心し、青春の残りをつかって次のことをした。」※次のこと=旅 (p.17)

既存の学問の否定、新たな学問の開拓、デカルトが見限ったものは何か? なぜ旅?
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で、すべて読み終わった後で、全体の感想というかコメントを書きます。そのときついでに、過去の章コメントに対して自分でコメントを付けられたらコメントをつけたり、あるいは章のまとめが間違っていたかなと思ったら訂正を書いたり(前のものは念のため残しておく)する。

これでおしまい。

ちょっと時間はかかりますが、まあ各章30分も追加ではかかりません。しかし、そのわずか30分で内容を覚えたり理解する効率はぐっとあがったと私は思っています。

「ポイントはどこだろう」と思って読むから、章単位での主張内容を(誤りがあったとしても)把握しやすいし、読み終わった後で全体構成も確認しやすい。また、数日をかけて本を読んだ場合でも、前回までどんなことが書いてあったかを思い出し安くて大変重宝しました。

数ヶ月から、時には数年経った後で「あの本何が書いてあったっけ……」みたいなときにも便利ですし、個人的にはこのやり方は結構気に入っています。

別にやり方は何でもよくて、もし私や、私にお話を持ってきてくださった方と同じように、読んだ本を蓄積することができない、内容を覚えていられない……というような悩みをお持ちの方がおられたら、自分なりのノートを作ると良いかもしれません、と思います。

そんなお話でした。お返事になったか判りませんが、参考になれば幸いです。

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