よい子わるい子ふつうの子

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013/11/03(日) 20:13:06

ジンバブエにゴブリンが出たそうです。

 ▼「ジンバブエの4つの学校 ゴブリンで閉鎖」(The Voice of Russia)

-----引用開始-----
ジンバブエの4つの学校 ゴブリンで閉鎖

ジンバブエの南マタベレレンド州にある小学校および中学校では、教師らがゴブリンに襲撃されたことをうけて閉鎖となった。4つの学校が影響を受けた。AllAfrica.comが伝えた。
閉鎖の決定は、ゴブリンが一連の襲撃事件を起こしたことを受けたもの。地元の長老の話では、子供たちはパニックに陥り、学習を続ける状態ではないという。最初の襲撃は今年8月に発生し、10月までに多くの両親が子供を学校にやるのを断念したという。

いつ授業が再開されるかの目途はたっていない。教師らは長老らと相談のうえ、今後の対応策を考える。伝統にしたがえば、ゴブリンの出現は呪いによるものだという。

ジンバブエでは黒魔術が広く信じられており、ゴブリンもその一つ。ゴブリン襲撃による閉鎖はこれが初めてではなく、今年夏には診療所がゴブリンに襲われ、職員らが仕事に出るのを拒否したことがあった。
-----引用終わり-----

ゴブリンとか出ちゃうジンバブエすげーっていう感じなんですが、これを単なる「迷信」を笑うことはできない気がします。

たとえば、朝目覚ましが壊れたせいで寝過ごして、「ついてないなぁ」と思っていたら普段乗っていた電車が事故にあった。あるいは逆に、万全を期して準備をして出勤して、一本早い電車にのったら、たまたまそれが事故にあって怪我をした……。

人はそれを、「神のいたずら」と呼んだり「運命」と呼んだりして、説明しようとしてきた。それは、本当に神が存在し、運命が人間の手の届かないところにあるという信仰の問題であると同時に、人間にとって理不尽に見えるこの現実を、なんとかして耐え、やり過ごすための「知恵」でもあったはずです。

いまでは多くの国、多くの人びとの間ではその地位を科学が占めています。しかし、科学も所詮は説明不可であるという言い方で、最後は諦めるしかないということを示しているにすぎないようにも、私には思われます。

ジンバブエの人びとにとって「ゴブリン」がどのような意味を持つ存在なのかを考えてみる。そうすると、私たちの暮らしの中にも実はひっそりと息づいている不可思議なものの存在を、身近に感じることができるでしょう。そして、そういうものの中にこそ、私たちが世界に対して抱く驚き(thaumazein)の感情が眠っているのかもしれません。

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2013/10/31(木) 06:19:19

連日の時事ネタ。

 ▼「「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く」(朝日新聞DIGITAL)

-----引用開始-----
「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く
2013年10月29日12時56分

 レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、人気漫画「黒子(くろこ)のバスケ」に関連するすべての商品を、全店舗の店頭から撤去すると明らかにした。全国にある1400店舗以上が対象で、11月3日までに撤去を完了する予定だという。

 同社広報室によると、11月3日までに商品を撤去しなければ、客の生命、身体に危害を及ぼすという内容の脅迫状が今月15日に届いたためで、「脅迫状の内容と、これまでの他社の対応を総合的に判断して中止を決めた」という。

 一方、三省堂書店、ジュンク堂書店、紀伊国屋書店にも脅迫状が届いたが、いずれも撤去はしないとしている。

 TSUTAYA店頭から撤去されるのは、販売・レンタルしている漫画本やテレビアニメのDVD、CDなど。28日に撤去を決め、同日から順次、作業を始めているという。

 「黒子のバスケ」をめぐっては今月15日、コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンに、関連商品の玩具つき菓子に毒を入れたという脅迫状が届き、同社が店頭から商品を撤去した。
-----引用終わり-----

一応事実関係としては、脅迫状自体は15日頃に届いていたもので、今回騒動になっているのはそれを受けて「撤去」が決定されたから。

うーん。『黒子のバスケ』は、2012年のコミケでも「脅迫」がおこなわれ、サークル参加や頒布物が禁止されるという事件がありました。今回は一般書店、しかも複数の全国チェーンが相手ですから、規模や影響を考えるとなんかエスカレートしてる感じが……。

 [参考] ▼コミックマーケット83における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ

MSNニュースによると、今回の「脅迫」の内容は、「客に危害を加える」というものだったそうで、店舗にダメージを与えるとかでないところがいやらしい。

 ▼「「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去」(MSN産経ニュース)

-----引用開始-----
「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去
2013.10.30 07:17

 週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中の人気漫画「黒子のバスケ」の作者らに脅迫状が相次いで送られているが、今度はレンタルビデオ店も標的になった。レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、「黒子のバスケ」に関連するすべての商品を全国の約1450店舗から撤去すると明らかにした。「撤去しないと客に危害を及ぼす」という内容の脅迫状が届いたためで、同社は「客の安全を第一に考えた」としている。(サンケイスポーツ)

 作者への恨みからか、それとも愉快犯なのか。いずれにしても卑劣な犯罪だ。

 CCCによると、脅迫状は15日、東京都渋谷区の本社に郵送で届き、「11月3日までに撤去しなければ、客の身体生命に危害を加える」などと書かれていた。同社はその日のうちに警視庁に相談し、脅迫状を任意提出。そのうえでレンタルや販売している単行本全24巻、アニメ版のDVD、CDなどの撤去を28日から始めた。11月3日までに完了させるとしている。

 同社は撤去を決めた理由について「脅迫状の内容と、同じように脅迫状を送られた他社の対応を総合的に勘案し、客の安全を第一に考えた」とした。過去に脅迫によって店頭から商品を撤去したケースも「知る限りない」(広報担当者)という。被害額は定かではないというが、累計約2300万部を発行している単行本など人気作品の全商品の撤去は、大きな痛手だ。

 一方、紀伊国屋書店、三省堂書店、ジュンク堂書店にも関連商品の撤去を求める脅迫状が同時期に届いたが、いずれも現時点では商品の撤去はしないとしている。

 黒子のバスケをめぐっては、昨年10月、作者の藤巻忠俊氏(31)が在籍していた上智大学で、藤巻氏を中傷する文書が液体が入った容器に貼り付けられた状態で置かれているのが見つかった。この事件を皮切りに、関係先に脅迫状が次々に送りつけられた。

 当初は藤巻氏に恨みを抱いていることを記した内容だったが、その後はイベント会場などにイベントを中止するよう要求する内容に変化。脅迫はさらにエスカレートし、今月に入るとコンビニエンスストア大手の「セブン−イレブン・ジャパン」や報道機関などに「(黒子のバスケ関連の)菓子に毒を入れた」とする脅迫文が届き、セブン−イレブンは店頭から菓子を撤去した。

 警視庁捜査1課は威力業務妨害容疑で捜査しており、一連の事件が同一犯によるものかなど調べている。
-----引用終わり-----

実際TSUTAYAに届いた脅迫状の中身については、月刊『創』の編集長・篠田博之氏が何度かに分けてものすご〜く詳しい記事を書かれていますので、気になる方はそちらをご参照ください。本文内容の写真もアップロードされています。一応篠田氏の記事を参照しつつ要約すると、「今年度の明治節の翌日」(11月4日)までに「黒バス」関連のアイテムを撤去しないと、「火もしくは銃弾で処罰する」、「あるいは客を巻き込む形で危害を加える」というもののようです。

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篠田博之氏の記事(2013年10月31日現在)
 ▼「「黒子のバスケ」脅迫犯から私に届いた手紙
 ▼「「黒子のバスケ」脅迫犯から届いた2通目の手紙
 ▼「「黒子のバスケ」脅迫犯の手紙を公開します。
 ▼「「黒子のバスケ」脅迫事件のその後の経緯
 ▼「「黒子のバスケ」脅迫犯へのメッセージ
 ▼「TSUTAYAに送られた「黒子のバスケ」脅迫状の中身
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しかしこの犯人、よっぽど『創』が好きなんですね……。「『創』あての手紙には「お前のところだけに今回の脅迫で送ったやつは全種類コピーを同封したった」とも書かれている」とありますが、「お前のところにだけ」の相手がTV局でも新聞社でもなく『創』というのが、こう言ったらなんですがよくわからん。

記事によれば、犯人は「《和歌山カレー事件の冤罪支援とか田代まさし擁護に比べたら風当たりも大したことないやろ》」とか書いているらしく、これは篠田氏も言っているように「これは『創』をある程度読み込んでいないと書けない文章」です。たまたま思い浮かぶような雑誌でもないし、熱心な読者とかなのかな……。

実際、『創』側としてはウハウハでしょうけど。「『創』は現在、追跡取材を進めており、次号12月号でもっと詳しい内容を報告するつもりだ。」とか言ってますし。不謹慎な言い方ですが、ブログも注目されて、良い宣伝になってたりするかもしれません。

でまあ、こういう脅迫に対しては、「正解」の選択肢なんて無いんですよね。正確には、結果論から逆算するしかないというか。

もちろん、明確に「誤り」の選択肢はあるんですが(たとえば脅迫状を公表したうえで犯人を挑発するようなフェアを開催するとかやったらアカンでしょう)、そういうヘマを除けば基本受け身対応にならざるを得ないわけでして。撤去してみせたところで「事件」は起きるかもしれないし、調子に乗った犯人がいっそう要求をエスカレートして収拾がつかなくなるかもしれない。

他人の反応を見て喜ぶタイプの愉快犯なら放置が効果的なこともあるでしょうが、何か「目的」があって行為に及んでいる場合、無視されると逆ギレして凶行に及ぶ可能性もありますし……。

そう考えると、結局結果待ち。犯人を捕まえないとどうにもならないというところまで行き着く。

ただ、上記のことはわかったうえでやはり、TSUTAYAの対応は残念なところもあります。

ジュンク堂は、「本は表現作品であり、書店は読者に届けるために預かっている立場。軽々には撤去できない」という理由で撤去を拒んだようで(※ソース:「朝日新聞DIGITAL」)、私個人としては非常に好感の持てる対応です。

「脅迫」に応じて撤去や自粛が繰り返されると、自分の気に入らないものを排除するにはこういう手段をとれば良いと思って、似たようなことをやりだす人が増えるかもしれない。いや実際、「黒バス」については《似たようなこと》が何度も起きているわけです。やっぱり、これはまずいでしょう。

とはいえ、もしもTSUTAYAが「撤去」に応じず利用客にけが人などが出た場合、その責任をTSUTAYAがとらされるような風潮がありますし、対応やりづらいですよねぇ。

ジュンク堂・紀伊国屋をはじめとする大手書店とて、もし本当に問題が起きれば撤去することになるんじゃないかと思います。毅然とした態度をとりつづけるのは、本当に難しい。脅迫対応マニュアルとかあれば良いんですけど。

それにしても、この騒動が愉快犯のものでない(マジで「黒バス」を排除したいというモチベーションでなされている)のなら、どうして命にかかわるわけでもないのに、「自分の気に入らないもの」をそれだけの理由で脊髄反射的に憎み、卑劣な手段で攻撃し、過剰に排除しようとするのか。

行為そのもの以上にそこへ至る心根の醜悪さが、私としては最も嫌悪感を覚えるところです。

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2013/10/30(水) 20:00:40

2009年度「日展」の書道・篆刻の審査で「談合」が行われていたという話。朝日がすっぱ抜きました。これを「不正」と呼ぶか否か、論点はいろいろあると思いますけれど、一応事前公表されていない審査基準を用いて評価を下しているわけですから、問題ではあろうと思われます。

 ▼「日展書道「篆刻」、入選を事前配分 有力会派で独占」 (朝日新聞DIGITAL)

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日展書道「篆刻」、入選を事前配分 有力会派で独占
2013年10月30日05時41分

【沢伸也、田内康介】 日本美術界で権威のある日展の「書」で、有力会派に入選数を事前に割り振る不正が行われたことが朝日新聞の調べで分かった。毎年1万人以上が応募する国内最大の公募美術展への信頼が揺らぐのは必至だ。

 日展には日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5科がある。1万円を払えば誰でも応募でき、入選すれば展示される。今年度は11月1日から国立新美術館(東京・六本木)で開催される。1万3919点の応募があり、7割が書だ。

 書には漢字、かな、調和体、篆刻(てんこく)の4部門がある。朝日新聞は、石材などに文字を彫る「篆刻」の2009年度の審査を巡り、当時の篆刻担当の審査員が有力会派幹部に送った会派別入選数の配分表と、手紙を入手した。配分表には有力8会派ごとの応募数と入選数が直筆で記され、過去5年分の会派別の応募数と入選数の一覧も添えられていた。

 手紙は審査員が入選者公表前の10月15日に書いたもので、「今年は昨年度の会派別入選数厳守の指示が日展顧問(本文は実名)より審査主任に伝達され、これに従った決定となりました」とし、配分表通りに入選数を決めたと説明している。日展顧問(89)は書道界の重鎮で日本芸術院会員。審査主任は書の4部門全体の審査責任者で、当時は日展常務理事だった。

(※続きは会員登録者のみ)
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残念なことにと言うべきでしょうか、「やっぱりなぁ」という思いと、「フザケンナ」という怒りと、「参加者が気の毒だ」という同情と、「がっかりした」という落胆とがないまぜになった、実に微妙な心持ちがします。

私は書道関係について全く疎いため、こうした「談合」が正当なものか、必要悪なのか、それともあってはならないことなのか……といった判断はつきかねます。ただ、最初にも述べた通り公募の形式をとり、応募に「1万円」というお金をとっているにもかかわらず、その中で公にされていない絶対的な審査基準が存在しているわけですから、これは朝日新聞が書いている通り日展への「信頼が揺らぐのは必至」の問題であると言えます。問題がないと思ってるなら、最初から募集要項に書いておけって話ですよね。

「日展」は11月1日から12月8日まで開催の予定。期日も迫っているし問題が発覚したのは篆刻のみだし、今年のは開催自体は問題なくなされるのでしょうか。まあ「過去のこと」ということでさらっとお詫びでもして流すつもりなのかもしれません。あと、河合克敏の書道漫画、『とめはねっ!』はどうなるんだろうとか、どうでもいいことばっかり気になってきた……。

 ▼平成25年度「日展」公式HP

 ▼河合克敏『とめはねっ!』(小学館)

しかしこういうの、「たまたま今回限り」の話ではないですよね。たとえば丁度2009年に、こんな質問が「知恵袋」に掲載されていました。

 ▼「毎日書道展、読売書道展、日展で入選するにはいくら払えばいいのですか?

回答はまったく根拠のない「風評」にしか見えませんが、書道をやっている関係者の中で、こういう話が出回っているということ自体がやはり問題でしょう。「師匠に手本を書いてもらう手数料に100万〜200万円 、審査員を買収するために300万円 」。審査員買収(笑)とか言って笑って流せる雰囲気では無くなってしまったわけで。

話を広げますと、書にかぎらずいわゆる「芸術」の評価というのはどうしても曖昧さがつきまといます。フィギュアスケートの「表現点」なんかもそうですし、あるいは小説の賞にも似たようなところがある。

それゆえでしょうか、審査基準としては気に入る/気に入らないという主観的な話ではなく、誰にでもはっきりと分かる技術的なことや知識・背景といった部分が重視される傾向が強い。いわゆる客観的(これは、説明可能くらいの意味で使っています)審査というやつです。

ただ、これによって表現の持つ《感情に訴える》ような力については軽視されがちになったという批判もなされています。それ(客観審査)に偏りすぎると、芸術のもつ本来的な、感情を揺り動かすような力をくみとることができない、というわけですね。まあごもっともという感じもします。客観的な技巧のみで測られた表現というのはいかにも味気ないし、それは競争のために設けられた基準であって、鑑賞の基準ではないだろうと思う。

そして、技術だけでは語れないような力を、いわば表現のロマン主義を、支えてきたのはその道の「プロ」と呼ばれる人びとであったはずです。単なる主観ではなく、積み重ねられた歴史が根拠となっていた。

にもかかわらず、表現の力を重視するはずの芸術分野において今回のような「審査」が行われていたということは、俗に「権威」と呼ばれる人びとが語る評価基準や表現に関する理解というのがまったくアテにならないということを暗に物語ってしまうということにもなりかねず、ますます表現から感情的な力というのが公共性(他の人と芸術から受けた印象を共有する可能性)を失っていくことになるでしょう。

もちろん、篆刻の審査員が「談合」をやったからといって表現が本来的に持つ力が喪われるわけではないにしても、周りの人びとの信頼が揺らぐことで、それが見出されにくい空間が出来上がるということはありえるわけです。人びとの信頼を損なうというのは、そういうことです。

これは、芸術作品が賞として成り立つか否かという以上に、表現の鑑賞と共有がいかにして成り立つか(あるいは成り立たないか)を巡る問題であり、それをしょうもない政治性によって台無しにしたということの罪は重いと私は思います。

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2013/10/16(水) 19:41:40

最近多めの時事ネタ。本日は読売新聞からこちらの記事。

 ▼「1200円牛重「なぜ国会内だけ」吉野家は困惑

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1200円牛重「なぜ国会内だけ」吉野家は困惑

15日の衆院議院運営委員会の理事会の終了後に、国会議事堂の敷地内に11日にオープンした牛丼チェーン大手の吉野家「永田町1丁目店」の特別メニュー「牛重」が話題に上った。

 牛重は国産和牛を使った1200円の同店限定メニューだが、自民党の平沢勝栄衆院議運委理事が、地元支持者から「国会の中だけで食べられるのはおかしい」と指摘されたことを紹介。支持者から同様の指摘を受けた与野党の理事が複数おり、理事会で限定メニューが作られた経緯の調査を検討することになった

 国会内の吉野家を巡っては、6月の衆院農林水産委員会で、林農相が「国産農産物を活用してほしい」と求めていた。吉野家は「国会での審議で国産の素材を使うよう求められてメニューを作った。今後の対応は未定」(広報担当)としている。

(2013年10月15日23時24分 読売新聞)

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言っていいスか。

超・どうでもいい。

この記事からだけの情報だと、吉野家のメニューに場所限定のメニューがあるからって不満を伝えたんでしょうが、それの何が問題なの……。いや、確かに差別なのかもしれませんけど、それは国会議員が話題にしたうえに、理事会で調査しないといけないようなことなんですか?

TPP絡みとかで深い意味がある(たとえば、外国産農産物の危険性が問題になって国産限定の弁当を作ったのだとか、あるいは農相が「国産」という指示を出したことが問題だとか)のかもしれませんけど、単に「他の店舗でも出してほしい」程度のことだったらさすがにアホと違うかと言いたい。

「地元の支持者」とやらも、議員は言われたら対応せざるを得ないんだから、そんなしょうもないことを訴えないでほしいです。こういう時に役に立ってもらうために支援をしているとか言い出すなら、その発想自体がそもそもおかしい。政策論争が日本で根付かない原因の1つです。

議員さんも、そもそもなんでこんな調査が必要なのかを説明して欲しいところ。国会議員ってのはよっぽどやること無くて暇なんでしょうか。

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2013/10/11(金) 18:05:45

本日付けのこちらの記事を読んで絶句しました。

 ▼「国公立大入試:2次の学力試験廃止 人物評価重視に」(毎日新聞)

毎日20131011

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国公立大入試:2次の学力試験廃止 人物評価重視に
毎日新聞 2013年10月11日 07時00分(最終更新 10月11日 09時33分)

 政府の教育再生実行会議(座長、鎌田薫・早稲田大総長)が、国公立大入試の2次試験から「1点刻みで採点する教科型ペーパー試験」を原則廃止する方向で検討することが分かった。同会議の大学入試改革原案では、1次試験で大学入試センター試験を基にした新テストを創設。結果を点数グループでランク分けして学力水準の目安とする考えだ。2次試験からペーパー試験を廃し、面接など「人物評価」を重視することで、各大学に抜本的な入試改革を強く促す狙いがある。実行する大学には補助金などで財政支援する方針だ。

 同会議のメンバーである下村博文文部科学相が、毎日新聞の単独インタビューで明らかにした。

 同会議は「知識偏重」と批判される現在の入試を見直し、センター試験を衣替えした複数回受験可能な新しい大学入学試験と、高校在学中に基礎学力を測る到達度試験の二つの新テストを創設し、大規模な教育改革を進めようとしている。11日の会合から、本格的な議論に入る。

 下村文科相は「学力一辺倒の一発勝負、1点差勝負の試験を変える時だ」とし、新テスト創設の必要性を強調。さらに、大学ごとに実施する2次試験について「大学の判断だが(同会議では)2回もペーパーテストをしないで済むよう考えたい」「暗記・記憶中心の入試を2回も課す必要はない」と述べた。

 私立大も新テストを活用するのであれば、同様の対応を求める方針だ。

 同会議の改革原案では、各大学がアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)に基づき多面的・総合的に判断する入試を行うよう求めている。だが、面接や論文、課外活動の評価を重視する新しい2次試験では、従来のペーパー試験に比べ、人手など膨大なコストが発生する。下村文科相は「改革を進める大学には、補助金などでバックアップしたい」と述べ、国が費用面で支援する考えを示した。

【福田隆、三木陽介】

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「毎日新聞の単独インタビュー」で他に比較項が無いため、どの程度正確な内容が書かれているのか定かではありません。しかし、これが本当ならまずいだろうとは思う。

ここで想定されている「廃止」されるべき二次試験がどういうものか具体的にわからないまま書いているから見当はずれなことを言うかもしれませんが、一応国公立の二次試験というのは、センター試験という共通試験では問いきれないような少し突っ込んだ内容を、各大学が自分たちの要求するレベルで改めて問いなおす試験であり、いまそれを「似たようなことしかやってないから」という理由で廃止しようとしている(基礎的な学力の、グレードが高い部分のチェックをなしにしようとしている)のだという前提で話を進めることにいたします。

私は、教育行政に関しては不案内なドシロウトです。しかし、高校・大学と高等教育を受けた身として(学んだことが高等かどうかはともかく、義務教育以上に進学したという意味です)、また現状でも少し教育に関わりのある職場にいる身としては、言いたいこともある。

学力一辺倒批判はもっともです。人物評価、超大事。1発勝負をやめるというのもたいへん結構なことだと存じます。

しかし、だからといって、これまでの学習内容からレベルを下げる必要は無いでしょう。

考える力を重視したいというのは「ゆとり教育」の頃から言われていて、その基本方針自体は私も支持します。しかし、「暗記・記憶だけでなく」というのが「暗記・記憶をやめて」みたいなふうになるのは、どうしてなんでしょうね。「2次の学力試験」を廃止する必要あるんでしょうか。

考える力は確かに大切です。しかし、その力は自然に身につくものではない。学問というのは基礎知識の積み重ねの上に成り立っているものだからです。知識力と思考力とは、決して切り離されたものではない。「学」をことさらに重視した思想家である孔子も言っています。「学而不思则罔。思而不学则殆。」(学びて思わざれば則ちくらし。思いて学ばざれば、則ちあやうし ※学ぶだけで考えなければものごとをハッキリ理解することはできないし、考えるばかりで学ぶことをしなければバカなことを考えてしまう)と。

本を読むにしても、ものを考えるにしても、考えを語るにしても、基本的な知識というのは重要です。さまざまな知識があってはじめて、ものごとを、世界をさまざまな角度から見ることができる。知識の不足はそのまま視野の狭窄に繋がっています。自分の考えを比較することができないのですから。

そして、その「知識」を幅広く身に付けるには、基本的に暗記しかありません。いま暗記教育が役に立たないとかなんだかんだ言っているのは、暗記の問題でも学生の問題でもなく、教える側の問題でしょう。知識は、どれだけあっても多すぎて困るということは無いはずなのに問題が発生しているのなら、教える側が、知識を使いこなすことを伝えられていないと考えるのが自然です。

知識の量を減らせば、使いこなすのは楽になるでしょう。しかし、それに何の意味があるのか。人生の若い時期、一番頭も働いて吸収力もある(と思われる)高校〜大学の時期を、無為に過ごす方針に拍車をかけるだけではないのかと思います。

もちろん、勉強(学問)だけが人生ではないというのはその通りです。しかし、それならそもそも高等教育を受けなければ良いだけの話。ここで話題となっているのは、その教育を受け、学問の道へ進みたい(将来企業に就職するにしても)という人が自主的に行く先である「大学」が、どういうスタンスで学生を待ち受けるかという話ですから、勉強(学問)に価値がない等の意見はいったん却下させてください。それをしたいなら、入試制度がどうこうではなくて大学を潰したほうが早い。

専門的な学業の道へ進むなら、「知識の量」というのはもっと重要になってきます。

たとえば思想というのは、過去の人がどんなことを言っていて、何を問題にしていたかという理解の積み重ねのうえに成り立っています。それを学ぶところから、より深い考えができるようになる。自分一人でものを考えるのではなくて、先人たちと対話し、教えを請い、時に争いながら思索を深めていくものです。いきなり自分だけで考えてみたって、既に昔誰かが言っていたことを繰り返すのが関の山。別に個人の趣味の範囲ならそれが悪いわけではありませんが、「学問」という体系に寄与することにはなりません。

これは、文系でも理系でもそうじゃないのかな……。「論文」という形で積み上げられる知のほとんどが、先行研究の参照のうえに成り立っているということは、学ぶという作業の基本に「積み重ね」と「参照」があることを物語っているようにも思われます。そしてそのような「積み重ね」と「参照」の結晶を、私たちは「知識」というのではなかったのでしょうか。

毎日の記事にある「知識偏重」批判というのが、どのようなものを意識しているのか、具体的にはわかりません。しかし、「偏重」しているから減らせば良いと言わんばかりの結論案を見ていると、暗澹たる思いがする。問題は「偏重」していることよりもむしろ、蓄えた知識を使いこなす技術を教えられないことであり、だとすればやるべきことは、学ぶ知識の量を減らすことではなく活かす方法を身につけさせることであるはずです。

だいたい、知識もなしにフランスのバカロレアみたいな問題を「考える」ことができるわけ無いじゃないですか……(「解ける」とは言いません。解くものでもないでしょうし)。

詰め込み教育をやれば良いとは思いません。けれど、学ぶということの基本的な作業性から目を背け、いきなり応用的なことばかりやろうとする昨今の「教育改革」の風潮というのは、私はどうも好きになれない。好きではないというのみならず、間違っていると思います。

こういう教育を続けていると、将来若者を「教える立場」に立つ人たちが、学の本質的なところに触れないままで高等教育を終えてしまう可能性がある。そうなったら、学ぶことの基本を、だれが日本社会の中に伝え残して行くのでしょう。大げさな話ではなく、日本の教育は自壊の危機に瀕しているのではないでしょうか。私にはこういった「改革」の動きが、教育を緩慢に殺そうとする動きに思えてなりません。

ああ、文科省が言ってるんだったら「殺そうとする」はおかしいですね。「自殺」のが良いか。


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2013/10/09(水) 00:09:32

ライブチケットとかを購入するときにお世話になっている、イープラスさんからメールが来てました。開いて読んで、びっくり仰天。なんか不正アクセス騒動があったとのこと。

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平素よりe+(イープラス)をご利用いただき、ありがとうございます。

この度、他社インターネットサービスから流出したと思われるメールアドレスと
パスワードを用いた、第三者による弊社サービス不正利用の被害が
2013年9月27日(金)から2013年9月30日(月)までの間に発生したことが、確認されました。

メールアドレスとパスワードは弊社からの流出によるものではありませんが、
お客様にはご心配をおかけし、申し訳ございません。

弊社のシステムにおきましては、お客様の情報を守るべく
入念な対策を実施しております。弊社から個人情報が流出することはありません。
ただし、他社インターネットサービスから流出した個人情報や、
フィッシングおよび個人パソコンのウイルス感染によって流出した
個人情報が弊社サイトに不正に用いられることで、弊社サイトにおいても
被害が発生する場合がございます。

現在、弊社では、不正利用の恐れのあるメールアドレスとパスワードでは
ログインができないよう措置をおこない、対象のお客様には個別にメールにて
状況の説明と対応のお願いをさせていただいております。
また、セキュリティーおよび監視レベルも更に強化いたしました。
なお、弊社サイト内の登録情報確認画面において登録済クレジットカード番号の
閲覧は元々できない仕組みとなっているため、不正ログインによるカード番号流出もありません。

お客様が今後、同様の被害に遭われないよう、
お手数ですが、次のお願いをさせていただきます。
≪1≫ 「申込み状況照会」 http://eplus.jp/jyoukyou にてご自身のお申込み状況をご覧のうえ、不審な申込みがないかご確認ください。
≪2≫ パスワードは定期的に変更していただくことをおすすめいたします。

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どうも要領を得ないので、公式とニュースサイト等を確認しました。

 ▼「【重要】不正利用発生のご報告とパスワード変更のお願い」(イープラス)


 ▼「チケット予約サイト「e+」で不正ログイン1100件、勝手に購入手続き190件(INTERNET Watch)
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 株式会社エンタテインメントプラスは4日、同社が運営するチケット予約サイト「e+(イープラス)」において、第三者による不正ログインが発生したことを公表した。他社サービスから流出したと思われるメールアドレス・パスワードの組み合わせを利用してログイン試行する手口だという。ログインに成功されてしまったアカウントの一部では、チケットの注文手続きを勝手に行われていたことも判明している。

 不正ログインは9月27日〜30日に発生。約1万5000件の大量ログイン試行があり、そのうち約1100件が第三者による不正ログインによるものと疑われるという。また、不正ログインされた後、実際にチケットの購入手続きがなされていたものも約190件あった。

 ただし、e+のサービスでは購入手続きの後、コンビニエンスストアでそのチケットの発券を受ける流れとなっている。エンタテインメントプラスでは約190件について発券を行えないようにする措置をとったため、第三者がチケットの発券を受けるまでには至っていないという。

 また、不正ログインされた疑いのあるアカウントについてはパスワードを無効化してログインできないようにする措置をとり、該当会員に対して個別にメール連絡している。

 なお、不正ログインされた場合、勝手に購入手続きなどがされてしまうほか、登録している会員情報を一部閲覧される可能性も考えられるが、それに起因するような二次被害は今のところ確認されていないとしている。また、登録しているクレジットカード番号はもともと閲覧できない仕組みのため、今回の不正ログインによるカード番号の流出はないとしている。

 今回の不正ログインは、9月27日に会員から身に覚えのない手続き確認メールが届いたとの問い合わせがあったことから判明した。エンタテインメントプラスでは、このように身に覚えのない購入・手続き確認メールが届いた場合、速やかにパスワードを変更した上、同社の問い合わせ窓口に知らせるよう呼び掛けている。

 また、エンタテインメントプラスのシステムでは会員情報を守るべく入念な対策を実施しており、同社から個人情報が流出することはないが、他社サービスから流出した個人情報や、フィッシングあるいはPCのウイルス感染で流出した個人情報がe+で不正に用いられることで、同サイトでも被害が発生する場合があると説明。パスワードは定期的に変更することや、他社サービスと同一にせずにサイトごとに独自の設定を行うことなどを推奨している。

(2013/10/7 19:53)

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 ▼「なりすまし予約190件 チケット大手のイープラス 情報流出はなし(msn産経ニュース)
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 チケット販売大手のエンタテインメントプラス(東京都品川区、略称イープラス)は、運営するチケット販売サイトで、約1万5千件の不正アクセスがあり、なりすましによる予約が190件あったと発表した。実際に代金を支払った会員はいなかった。

 同社によると、9月27〜30日に約1万5千件の不正アクセスがあり、うち約1千件でなりすましログインが成功、190件で予約手続きまで行われていた。28日に会員から「身に覚えのない予約確認のメールが来た」と同社に問い合わせがあり、発覚した。

 同社は「サイトから会員のメールアドレスやパスワードが流出した形跡はなく、他のサイトなど何らかの方法で入手したパスワードなどが使われたとみられる」としている。

2013.10.6 21:53

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要約するとこういうことでしょうか。

 1.イープラスを利用している他社サービスからID、メアドなどの情報が漏れた。
 2.ID等を利用して不正アクセス、チケットの購入等が行われた。
 3.今のところ実害は無い。
 4.クレカ情報等は抜かれてない。個人情報も大丈夫。

とりあえず私のアカウントは、特に変なチケット発注してることもなく、大丈夫そうでした。というか、いったいどこのサービスから漏れたのか言ってくれたほうが安心できるというか、むしろこの場合公開の義務があるんじゃないかと思うんですけど、分かってないのかな。

ともあれ、イープラスでチケット購入されたことのあるかたはご注意くださいませ。

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2013/10/05(土) 18:09:47

「人の噂も七十五日」とは昔の格言ですが、最近は七十五日も話題が保つことってあんまり無いかもしれません。

たとえば、2ちゃんねるで個人情報が流出した事件。あれ2013年8月25日ですから、まだ1ヶ月と少ししか経っていないはずなのに、もうほとんど話題になることがなくなりました。実際に流出してしまった人にとっては「良いこと」なのかもしれませんが、やっぱり早いなぁという印象があります。

ツイッターで冷蔵庫に入ってる写真を晒す等の、いわゆる「バカッター」系事件なんてもっと酷くて、下手をすると1週間もたないこともある。雨後の筍のように同じようなのが出てきているから、1つ1つの事件のインパクトが薄まるのは仕方がないのかもしれませんけれども、人ひとりの人生が台無しになるようなところまで追い込んだりしたわりには、ずいぶんあっさりしている。騒いでいた人たちは、数年後とかにでもあんなやついたなぁ……などと思い出すことすら無いような気がします。

「炎上」の炎は激しく、けれどあっという間に鎮火する。あるいは燃料すらなくなるほどに燃え尽きているのかもしれませんが。

もちろん「炎上」案件にかぎらず、いいこともわるいことも、そんなに長続きしない。日々のニュースはあっという間に忘れ去られ、次の話題に移っていく。以前から言われていたことではありますけど、最近とみにその流れの速さが加速しているように感じます。

立ち止まってじっくりと、いろんなことを考えたいなぁと思うのですけど、なかなか難しいですね。


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2013/09/30(月) 22:39:43

明日(10月1日)は「都民の日」だそうで。

 ▼「「都民の日」について」(東京都生活文化振興部)


 ▼「都民の日」(Wikipedia)

最初こっちに来た時何が驚いたって、学校が休み! 東京都では。私のふるさとの県では「県民の日」とかなかったのに。

いま私は教育産業にちょっと関わりがあるところで仕事していまして、取引先が休みだということで私も休ませてもらえるのかなーとか思っていたら、ダメでした。当然デスヨネー。一部の企業も最近は休みにしているみたいだし、休ませて欲しい(笑)。

しかし都民の日、単に休みなだけかと思いきや、わりといろんなイベントがあったりするみたい。中でも、一部施設が無料になるみたい。まあ数百円のものが多いからそんなにお得感はありませんが……。よみうりランドでは「都民の日キャンペーン」とかもやってるようです。

 ▼「10月1日は「都民の日」です」(東京都 報道発表資料)

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【入園料・観覧料等が無料になります。(開園・開館の時間中)】

施設の名称・電話番号
浜離宮恩賜庭園 03-3541-0200
旧芝離宮恩賜庭園 03-3434-4029
小石川後楽園 03-3811-3015
六義園 03-3941-2222
旧岩崎邸庭園 03-3823-8340
向島百花園 03-3611-8705
清澄庭園 03-3641-5892
旧古河庭園 03-3910-0394
殿ヶ谷戸庭園 042-324-7991
神代植物公園 042-483-2300
多摩動物公園 042-591-1611
恩賜上野動物園 03-3828-5171
葛西臨海水族園 03-3869-5152
井の頭自然文化園 0422-46-1100
夢の島熱帯植物館 03-3522-0281
東京港野鳥公園 03-3799-5031
東京都江戸東京博物館(常設展のみ) 03-3626-9974
江戸東京たてもの園 042-388-3300
東京都写真美術館(収蔵展のみ) 03-3280-0099

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ちなみに私が高校までを過ごした近畿の某県は、やっぱり県民の日というのが無いみたい。無念じゃ……。っていうか、ある県のほうが少ないのでしょうか、ひょっとして。

 ▼「県民の日」(Wikipedia)

東京の人は良いなぁと思ったのでした。

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2013/09/28(土) 14:19:58

「艦これって儲かってないんだってね」という話を聞いて、「マジかよ……」という気持ちで貼られたURLを開くと、こちらのまとめサイトさんでした。

 ▼角川グループ会長「『艦これ』、ほとんど儲からない非常にがっかり」(オレ的ゲーム速報@JIN)

で、元記事のほうを手繰ってみますと、こちら。

 ▼「「艦これ、ほとんど儲からない」角川歴彦会長が明かす(The Huffington Post 2013年9月27日)

Huffington Postかよ(※1)……と言いたくなる気持ちをグッとこらえて読んでみますと、どうも書かれている内容は「儲からない」話とはちょっと趣が違う。

(※1):Huffington Postについては以前記事を書きました。「これはひどい、選挙の話」参照。

少なくとも角川の社長は、「「艦これ」の成功にコンテンツビジネスの未来がある」と言っています。ちょっと記事の全文を引用させていただきましょう。重要と思われる箇所を色と太字で強調。

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9月27日、角川アスキー総合研究所がシンポジウムを開催した。その席上、角川グループホールディングスの角川歴彦取締役会長が、今、人気が急上昇しているブラウザゲーム「艦隊これくしょん」、通称『艦これ』について言及した。

「6月に株価が突然1000円上がって、佐藤くん(佐藤辰男角川グループホールディングス代表取締役社長)が一生懸命がんばって業績が上がったのかなと思ってネットを見ましたら、デイトレーダーの皆さんが艦これにハマっておりまして。こんな面白いゲーム作る会社、伸びるんじゃないかという話で……。よく見ると、100%他の会社がお金をパートナーシップで出してくれていて、うちは扱っているだけでほとんど儲からないことが判明しまして、非常にがっかりしているところです」

と会場を沸かすと一転、「艦これ」の成功にコンテンツビジネスの未来があると示唆した

「艦これというゲームを作ったのは角川ゲームスですが、十社におよぶグループの会社で、雑誌に展開したい、コミックに展開したい、小説にしたい、というのが21も集まったそうです。ひとつのIP(知的財産)を使いまわすという、私が3年後くらいに目指していたことがささやかですけれども、艦これというものに現れていることを知って、このささやかなものに角川の運命を預けていいものか……大胆ですけれども、こういうところを買っていきたいと思っております」

「艦隊これくしょん」は、戦艦、駆逐艦などを艦船を女性キャラクターに擬人化し、戦闘を繰り返して育てていくブラウザゲーム。「萌え」と「ミリタリー」というマニア好みの要素を組み合わせた点、課金なしでも楽しめる点が人気の理由とされている。

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◆記事を読んでみる
まず、Huffington Postのほうのタイトルは「「艦これ、ほとんど儲からない」角川歴彦会長が明かす」。これはなかなか衝撃的なタイトルで、「艦これ」の人気を知っている人は思わず読みたくなります。キャッチーで良いですね。

本文では、角川のシンポジウムでの発言であるというところがポイントでしょう。その席上で取締役会長が自社のコンテンツをとりあげた。当然、何かしら取り上げる意味や価値があったということです。おそらく肯定的な文脈じゃないかなぁというのは予想できます。まあ「儲からないからさっさとやめろ」かもしれませんけれど、この時点ではそれは判りません。いや、株価上がってるんだから基本肯定か。

んで、「うちは扱っているだけでほとんど儲からないことが判明しまして、非常にがっかりしている」という、「オレ的ゲーム速報@JIN」で取り上げられた文言がでてきます。ここで多くの読者は、「おっ?」と思うはず。ホントに儲かってないのか……何かとんでもないデメリットでもあったのか、と。

しかし、そこから1行あけて(ここが割りと大事なところで、記事を書いた人は「タメ」を作りたかったんじゃないでしょうか)、「と会場を沸かすと一転」という説明を挟んでいます。これで読者には、先ほどの角川社長の発言が冗談であった(自虐ネタだった)ことが伝わる。言いたいのはそこではない、という。つまりタイトルは「目を引く」書き方をして、釣れた読者にちゃんとした情報を提供しようという構成になっています。

「艦これ」そのものは、直接儲けを生んでいるわけではない。でも、コンテンツビジネスとして見たら成功している(ビジネスとして成功しているということは、儲かっているということです。慈善事業じゃないんですから)。知的財産を生み出すことで、間接的に、しかし大規模に利益を生み出すビジネスモデルとして期待できる、という話ですよね。たぶん。

ただ、後の内容は正直いまいち分かりにくい。「このささやかなものに角川の運命を預けていいものか……」という発言は、預けるつもりがあるのか無いのかわからないし、「知的財産を使いまわす」というのはメディアミックス戦略として以前からずっと行われていたことですから、角川会長の言っている「私が3年後くらいに目指していたこと」というのがそれとどう違うのかわかんない。

つまり、「艦これ」が既存のメディアミックスと異なる新たな現象であるということを角川氏は言っているととれるのですが、そこが具体的に言及されていません。「艦これ」の成功から見えてくる「コンテンツビジネスの未来」って何なの? という、一番面白そうな部分がハッキリしないわけで……これは記事を書いた人が悪いのか、角川氏がそもそも曖昧にしか言えてなかっただけなのかは判りませんけど、どっちにしても記事としては肩透かしかもしれません。


◆記事が「まとめ」られた弊害
で、今回はその記事を「まとめ」たまとめサイトの記事を見て、「『艦これ』は儲かってないらしい」と脊髄反射的反応を返した人がいた、というところから話が始まったですが……。

ここには幾つかの問題があります。既にほうぼうでよく言われていることですので、簡単におさらいするにとどめておきましょう。

まず、元記事の書き手の問題。つまりは、「釣り」(※2)をどう評価するか。この記事は「艦これ」が儲かっていないという「意外性」を最初ににおわせて、それを否定することで内容を伝える構成になっています。ただ、この「釣り」がニュース記事の書き方として相応しいかどうかという問題はあるでしょう。たとえば科学論文で、書かれている内容と全く逆のタイトルをつけたら袋叩きにあうと思います。が、WEBニュースですし、読み物というかコラム的な意味合いが強い記事ですから、個人的にはこれは問題ないんじゃないかなと思っています。

(※2):「釣り」というと悪いイメージがありますが、ここではキャッチーな表現で人目をひきつける、くらいのニュートラルなニュアンスで使っています。

次に、上と関連して読み手のバイアス問題。記事を読んで「釣り」だということが分からない、あるいは「艦これ」をよく思っていないせいで、タイトルだけ見て「儲かってないんだ」と反射的に信じてしまう。これはいわゆるメディアリテラシー以前の、単純な読解力の問題が関わってくることも多いですが、結構ありがちです。私もひっかかりやすい足元の罠。

そして、「まとめ」る主体が持つバイアスないし意識的偏向の問題。今回で言えば、「オレ的ゲーム速報@JIN」の中の人は「と会場を沸かすと一転、「艦これ」の成功にコンテンツビジネスの未来があると示唆した。」以降の記事を乗せず、いわば元記事の「釣り」の部分だけを引っ張りだして掲載しています。それだけならまだしも、「別にいいじゃねーかあんだけ流行ってんだから」などと、「釣り」をベタに事実として引き受けるようなコメントを併記しています。

これによって、「オレ的ゲーム速報@JIN」を見た人は、Huffington Postの元記事が提示する内容と大きく違う印象を受け取るでしょう。「オレ的ゲーム速報@JIN」の書き手の方が意図的に歪めたのか、本気で勘違いしたのかは判りませんけれど、孫引きの形になった記事というのは常にこの危険がつきまといます。当然、いま私が書いているこの記事も同じです。

だからといって、この世から一次ソース以外の記事は消えるべし、というのはいささか乱暴でしょう。一切の引用を許さない文化というのは、蓄積が無くなるのとほぼ同義。話になりません。

そこで重要となってくるのは、やはり読み手の丁寧さというか努力の問題。要は、一次ソースにあたっているかどうか。私も見づらいとは思いますが一応ソースへのリンクを貼っていますし、「オレ的ゲーム速報@JIN」さんはかなり分かりやすく元記事へ誘導しています。ぶっちゃけ、それを確認するくらいはしても良いんじゃないかと思う次第です。

「まとめ記事」には、上に述べたような問題が複合的にからみ合って、ややこしい事態が発生してしまいがちです。


◆きちんとした情報を得て、考えるために
もちろん、これは「まとめサイト」だけに言えることではありません。個人ブログもテレビのニュースも新聞も、程度の差こそあれ同じような問題を抱えています。

私たちは往々にして、自分が読み取りに失敗すると「騙された」といってそのメディアを批判し、メディアが悪かったことにしてしまいがちです。しかし、そういう風に考えている限り、問題は根本的に解決しない気がします。「騙された」「だますほうが悪い」という発想は、情報というのが「与えられるもの」だという意識の上に成り立っているからです。

いまの世の中、情報はいたるところに転がっています。重要なのはそれを自分で集め、選び、そうして選んだ情報をもとに考えることでしょう。集めて選ぶところまで他人にやってもらって、考えるところだけ自分が担当しようというのはいささか都合の良すぎる考えだし、また、うまくいくとも思えません。

もちろん、恣意的に情報操作を行ったりする側(マスコミや、今回であれば「まとめサイト」のような)の道義的・社会的責任が無い、といっているわけではありません。それはそれとして追及する必要がある。しかしそれとは別に、情報に振り回されるのではなくて情報を扱う主体になることを目指すのは悪いことではないハズ。

騙されないためにではなくて、自分がちゃんと考えて判断するために。そういう意識が大切ではないかと思っています。

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2013/09/18(水) 00:47:48

先日飛び込んできた、衝撃的なこのニュース。



 ▼「Russian shot in quarrel over Kant’s philosophy」 (GlobalNEWS、2013年9月16日)

タイトルからも分かる通り、「ロシア人がカント哲学で口論になって銃をぶっ放した」というお話。

いや〜、悪いけど笑っちゃいます。それでいいのか(笑)。

カントという人はよく知られている通り(高校の授業でやりますよね)、「道徳法則」とか「定言命法」とか言っていた人です。

それゆえ意志は、ただ法則に従うのではない。そうではなく、意志とは、自ら法則を与えるものでもあり、まさにだからこそ法則(意志は自らをこの法則の創始者であると見なすことができる)に従うと見なされねばならないのだ。  (『人倫の形而上学の基礎づけ』)

私のような素人が聞きかじりで取り組めるような思想家ではないので専門家に頼らせていただくと、「人間は、自らルールを定め、自分が定めたルールなのだから、自分から進んでそのルールに従うことができる、そのようにして自由と「理」性を両立させることのできる存在である」(藤野寛『高校生と大学一年生のための倫理学講義』)というあたりが簡潔なまとめでしょうか。

要するに、「理性」(理)というのは本来、「自然の理法」とか「円環の理」(笑)みたいに、逃れられない法則性のようなものを言います。だから「自由」とは反対の意味に思われがちだけど、理性的に振る舞うということが人間にとっての自由であると考えることができるのではないか。カントはそういう道筋をつくろうとした人である、という解釈ですね。

つまりカントは理性的な行為こそが人間にとっての道徳的な行為であり自由だと言おうとしたわけですが、このロシアの人、そのカントの解釈をめぐって口論になった挙句銃をぶっぱなしました、と。

完璧にギャグです。

いや、人死にがでなかったからまだ笑い話ですみましたけど、哲学を学ぶものが必ずしも哲学を実践するものではないという、余りにもテンプレ的な事例を前に、乾いた笑いが止まりません。

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